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ウォーターサーバーを長く使用する上で気になる部分の一つが電気代です。ウォーターサーバーの内部には加熱装置や冷却装置が搭載されており、タンク内のお水の温度を維持しています。ボトルからタンク内に水を取り入れた際、センサーによって温度を感知し、加熱・冷却を行う仕組みです。消費電力は機種によっても異なりますが、基本的に温水は350W〜450W程度で、冷水は80W〜130W程度といわれています。

加熱や冷却、保温に電気代がかかるため、「電源を付けっぱなしにすると電気代が心配……」という方も多いのではないでしょうか。ただ、ウォーターサーバーの機種や使い方によっては、電気代を抑えながら利用することも可能です。このコラムでは、ウォーターサーバーに必要な電気代の目安や、電気代が変わる主な要因、電気代節約のポイントを解説します。

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ウォーターサーバーにかかる電気代

まずは、ウォーターサーバーの電気代金の目安や、ランニングコストについてご紹介します。月額料金の相場を把握しておきましょう。

毎月の電気代の目安

ウォーターサーバーの月々の電気代は500円~1,000円程度といわれています。ただし、本体の機能によって消費する電力は異なるため、あくまでも目安と考えておきましょう。1日あたりの電気代の計算方法は以下の通りです。

  • 1日あたりの電気代(円)=消費電力(W)÷1000×電力単価(円/kWh)×1日あたりの使用時間(h)

消費電力の単位は「W」ですが、電力単価の単位は「kWh」です。電力単価の単位に合うよう、消費電力を1000で割って「kW」に変換しています。

また、1カ月あたりの電気代は、「1日あたりの電気代×1カ月の日数」で大まかに求めることができます。契約している電力会社の料金をチェックして計算式に当てはめてみましょう。

毎月の主なランニングコスト

ウォーターサーバーを継続して使用する際にかかるコストの内訳は、お水代・サーバーレンタル代・電気代などです。メーカーによっては定期メンテナンスがあり、メンテナンス代を求められることがあります。お水の配送料は無料のところが多いものの、北海道・沖縄・離島などにお住まいの場合は料金が生じることがあるようです。

また、人数が多ければその分お水代なども高くなり、ランニングコストが上がります。以下の月額費用相場を参考にしてみましょう。

  • 一人暮らしの場合のランニングコスト目安:2,900円~4,100円程度
  • 2人暮らしの場合のランニングコスト目安:4,100円~5,900円程度
  • 4人暮らしの場合のランニングコスト目安:7,700円~11,300円程度

ウォーターサーバーの電気代が変動する理由

ウォーターサーバーの電気代は、いくつかの条件によって変化します。具体的な要因を確かめておきましょう。

利用状況

基本的に、使うお水の量が増えるほど加熱と冷却のサイクルが短くなり、ウォーターサーバーの消費電力が上がります。そのため、一人暮らしの家庭よりも、ファミリーや法人などで利用するほうが電気代も高くなりやすいでしょう。

また、ウォーターサーバーのような電化製品を使用する際に気をつけておきたいのが放熱についてです。本体の稼働中に熱を持つため、放熱できるように周囲にある程度のスペースが必要とされる場合があります。放熱の効率が落ちてしまうとサーバー内部に熱がこもり、電気代が上がる原因になるため注意が必要です。壁にぴったりと付けている状態だと、電気代が高くなってしまうかもしれません。どの程度の放熱スペースが必要になるのかはウォーターサーバーの機種によって異なります。メーカーの提示する情報を確認しておきましょう。

その他、置き場所によっては外気温の影響を受けてしまうケースがあります。例えば、真夏の直射日光が当たる場所に置いていると、放熱効率が低下して電気代が上がる可能性があります。寒暖差の激しい場所でも加熱と冷却のスパンが短くなり、電力消費量が増えてしまうでしょう。ただし、季節や設置場所などが原因で極端に電気代が変動することはないため、そこまで気にしなくても問題ないといわれています。

ウォーターサーバーのタイプ

ウォーターサーバーには、大きく分けて床置タイプと卓上タイプの2種類が存在します。卓上型のほうが本体サイズが小さいものの、床置のものより電気代が高くなりやすい点に留意が必要です。

卓上タイプは床置きタイプと比較して、冷水タンクと温水タンクの位置が近くなります。断熱材を入れ込むスペースも小さくなるため、保冷や保温のための消費電力が多くなってしまうのがデメリットです。ただし、高性能の断熱材を活用し、電気代を抑えている商品もあるようです。

お手入れ状況

ウォーターサーバーのお手入れを怠っていると、壁や背面の隙間にホコリやゴミが溜まり、放熱効率が悪くなってしまうことがあります。電気料金が上がる原因になり得るため、きちんと掃除されているか確認しましょう。

ウォーターサーバーの電気代を節約する方法

ウォーターサーバーの電気代が気になるときは、使い方や設置場所などに気をつけてみましょう。ここでは、ウォーターサーバーの電気代を抑えるためのポイントをご紹介します。

ウォーターサーバーの電源は切らない

ウォーターサーバーの電気代を節約するために、使わない時間帯は電源を切りたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、一度でも稼働停止してしまうとお水が常温に戻り、また一からお湯を沸かす手間がかかります。電気代も通常より高くなるため気をつけましょう。

また、衛生的な面から見ても、電源をオフにするのはおすすめできません。機種によっては自動クリーン機能が搭載されており、雑菌が繁殖しないように定期的に本体内部を清潔な状態に保っています。こうした機能が働かなくなるため、電源は入れたままにしましょう。

壁や家具に近くなりすぎないよう設置する

ウォーターサーバーを設置するときは、放熱に必要なスペースを確保することも大切です。機種によりますが、壁や家具から10cmほど離して置きましょう。放熱の効率が下がると、本体の故障につながることもあるため注意が必要です。また、ホコリが溜まらないよう、こまめに掃除を行いましょう。

日当たりが良い場所を避ける

直射日光の当たる位置にウォーターサーバーを置くと、全体の温度が高くなりすぎてしまうことがあります。電気代アップにつながってしまうため、日当たりの良い場所は避けて設置しましょう。

また、直射日光が当たり続けることでお水の品質が劣化してしまう可能性もあります。美味しい水を飲むためにも、日の当たりにくい場所に置くと安心です。

エコモード搭載モデルや省エネタイプ のウォーターサーバーを選ぶ

ウォーターサーバーによっては、就寝中や外出中など、使用しない時間帯に消費電力を抑えられる機能が搭載されていることがあります。商品によって省エネモードやエコモード、スリープモード、節電モードなど、名称はさまざまです。省エネタイプの機種を選ぶことで、電気代を抑えやすくなるでしょう。

使わない時間帯は繰り返し省エネ設定で節電

ウォーターサーバーの電気代を抑えるために省エネ設定可能な機種を選びましょう

ウォーターサーバーの電気代の目安や、電気代が変わる条件、節電のコツなどをご紹介しました。ウォーターサーバーをなるべく安く使っていくためには、月々の電気代にも着目することが大切です。使い方や設置場所、お手入れ頻度などによっても電気代が変動するため、ご紹介したポイントも参考にしながら節電に取り組みましょう。

また、電気代を抑えるために便利な省エネ機能付きのタイプを選ぶこともおすすめです。ウォーターサーバーをお探しの方は、ぜひ「ふじざくら命水」をご検討ください。「ふじざくら命水」のウォーターサーバーは、ボタン一つで簡単に省エネ設定に切り換えることができます。「繰り返し省エネ設定」により、ウォーターサーバーを使わない時間帯も効率的に節電することが可能です。利用料金やプランなどの詳細が気になるときは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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