ウォーターサーバーは節約になる?市販の水との比較と電気代の節約法
コスト
2025.2.21
ウォーターサーバーを導入するにあたって、ランニングコストが気になるという方も多いのではないでしょうか。ウォーターサーバーにかかる費用の多くはお水代ですが、それ以外にも電気代や送料などが発生します。特に、毎月の電気代がどの程度かかるのか気になるという方は少なくないでしょう。
ウォーターサーバーを導入すると相応の費用は必要になります。ただし、導入することによって節約できる部分があるのも事実です。具体的に、どういった節約効果が期待できるのでしょうか。
この記事では、ウォーターサーバーの導入がどのような節約につながるのか、また市販のお水や電気ケトルなどとの料金比較、1ヶ月あたりの電気代の目安などを解説します。また、ウォーターサーバーの電気代の節約術や、電気代を抑えるためにチェックしたいポイントなどもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウォーターサーバーは節約になる?
ウォーターサーバーはコストがかかるイメージをお持ちの方も多いかもしれません。実際には、さまざまな面での節約につながります。どのような部分が節約になるのか、詳しく見ていきましょう。
ウォーターサーバーは費用 の節約につながる
ウォーターサーバーを導入すると、以下のような費用が不要となります。
- 水道代やペットボトルの水を購入する費用
- 水を冷蔵庫で冷やす光熱費
- お湯を沸かす光熱費
ウォーターサーバーにセットするお水の料金はサービスによって異なります。水代がお得なサービスを選べば、水道水やペットボトルのお水よりも費用を抑えられるかもしれません。
また、冷水を飲みたいときにお水を冷蔵庫に入れておくと、冷やすための電気代がかかります。冷蔵庫の扉を開け閉めすると、余計に電気代がかさんでしまうでしょう。
また、ウォーターサーバーの中には温水を出せるタイプも多く見られます。お湯を沸かすために発生する光熱費も節約できるでしょう。
ウォーターサーバーは手間の節約につながる
ウォーターサーバーは、さまざまな手間を節約できるのも魅力です。例えば、スーパーやコンビニなどで重いペットボトルを購入し、自宅まで運ぶ手間がなくなります。お湯を沸かす時間が短縮できるほか、電気ポットや電気ケトル、やかんなどの洗浄も不要です。
また、ウォーターサーバーなら冷たい水も熱いお湯もすぐに使えます。一人暮らしから子育て世帯まで、幅広いご家庭にとって便利なアイテムです。そのまま飲んだりお茶やコーヒーを作ったりするのはもちろん、料理や赤ちゃんのミルク作りなどにも活用できます。お湯や冷水を使いたいタイミングでサッと利用できるのは、ウォーターサーバーの大きなメリットの一つです。
ウォーターサーバーとペットボトルの水の比較
現在、ご自宅用の飲料水としてペットボトルのお水を購入しているご家庭も多いのではないでしょうか。ここでは、ウォーターサーバーとペットボトルの水代を比較します。
ウォーターサーバー導入にかかる費用
ウォーターサーバーを導入する際は、初期費用やウォーターサーバーのレンタル料、メンテナンス料、配送料、電気代などがかかります。それぞれの金額はメーカーによって異なりますが、水500mlあたりに換算すると、費用は100円前後で済むのが一般的です。配送料やメンテナンス料が無料のメーカーや、省エネモード搭載の機種などを選べば、より節約しやすくなります。
2. ペットボトルの水の購入にかかる費用
500mlあたりのペットボトル代の相場は、以下の通りです。
- コンビニで購入:100~120円程度
- スーパーで購入:100円前後
- 自動販売機で購入:110円~150円程度
- インターネットで購入:1ケース(24本)で2,500円前後(1本あたり100円程度)
このように、一般的なウォーターサーバーの水代と市販のペットボトルの購入費用は、それほど大きく変わりません。ウォーターサーバーの導入はコスト負担が大きいと思われがちですが、トータルで見るとお得にお水を購入できるといえます。
ウォーターサーバーの電気代1ヶ月 の平均は?
ウォーターサーバーにかかる電気代の目安は、1ヶ月あたり1,000円程度となります。ウォーターサーバーが電力を使うのは、温水や冷水の温度保持や、吐水・給水に必要な動力がメインです。ヒーターで温水を加熱し、サーバー内部を除菌する自動クリーン機能や、操作パネルの表示などにも電力が使われます。
また、就寝時など、ウォーターサーバーを使わない時間帯に消費電力を抑えるエコモードや省エネモードと呼ばれる機能が搭載されている機種もあります。こうした機種では通常のウォーターサーバーよりも電気代は安く、月々500〜800円程度で収まるものも少なくありません。
ただし、サーバーの下部に水ボトルをセットする下置きタイプの機種の場合、水の汲み上げにも電力を使うため、電気代が少々高くなる傾向があります。水ボトルを上にセットするタイプのほうが電気代を抑えやすいでしょう。
電気ポットや電気ケトルとの電気代の比較
ウォーターサーバーを使わずに、その都度電気ケトルや電気ポットでお湯を沸かす場合は、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。地域や利用する電力会社のサービスによって差は出てきますが、一般的な使用量の平均では以下の通りとなっています。しながら計算することがおすすめです。
- 電気ポット:月平均500〜600円前後
- 電気ケトル:月平均150円前後
お湯を使う量や機会が少ない方であれば、必要なときに電気ケトルで沸かすのが一番コストを抑えられます。しかし、よくお茶を飲む方や頻繁に赤ちゃんのミルクを作る方など、常にお湯が使えるようにしておきたい人にとっては、やはり電気ポットや電気ケトルでその都度お湯を沸かすのは面倒かもしれません。
省エネモードが搭載されたウォーターサーバーであれば、月の電気代は500~800円程度なので、電気ポットや電気ケトルと比べて大きな電気代の差はないでしょう。しかもウォーターサーバーなら、使用した後にポットを洗浄したり、お水を足して沸かし直したりといった手間や時間が必要ありません。コストパフォーマンスの面から見ると、ウォーターサーバーのほうがお得になるといえるでしょう。
ウォーターサーバーの電気代を節約する5つの方法
コストパフォーマンス的にはお得といえるウォーターサーバーですが、やはりできるだけランニングコストは抑えたいものです。特に、毎月の電気料金を節約したい方は多いでしょう。ここからは、ウォーターサーバーを使う上で、電気代を節約するためにはどうしたら良いか、ポイントを5つご紹介します。
1. エコモードや省エネモード搭載のサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーを導入するときは、本体が節電に向いている省エネタイプを選ぶことが大切です。ウォーターサーバーの中には、使用しない時間帯を設定して省エネ運転をする機能を搭載しているものも多く見られます。「省エネモード」や「エコモード(ECOモード)」といった名前が付いているので、選ぶ際の参考にしてください。また、電気代節約を目的とするのであれば、お水ボトルをサーバー下部にセットするタイプは避けたほうが無難です。
2. 使わないときも電源を切らないようにする
ウォーターサーバーはエアコンなどと同様に、起動時にもっとも多くの電力を消費します。タンク内に水を循環させ、温水や冷水を適温にするためです。使うたびに電源を切ってしまうと、再度電源を入れた際に加熱・冷却する必要があり、余分な電力を消費してしまうことになります。一度電源を入れたら、そのまま稼働させておきましょう。
また、電源を落とすことで雑菌の繁殖につながることもあるため注意が必要です。ウォーターサーバーによっては、内部を衛生的な状態に保つために自動クリーン機能が搭載されていることがあります。衛生面を考慮しても、使用時は電源を付けっぱなしにしておくことがおすすめです。
3. 設置場所に注意する
家の中のどこにウォーターサーバーを置くかでも、消費電力に違いが出てきます。基本的には、直射日光が当たる場所や、外気温の影響を受けやすい場所に置かないことが大切です。本体内部のお水の温度は、日光や熱風などに影響を受けるため、保温のための電力を余計に使うことにつながります。
また、ウォーターサーバーはモーターの排熱が必要なため、サーバー本体の周囲に空間を設けて設置することが推奨されています。隙間をしっかりとあけておくことで無駄に電力を消費することなく、水温を保ちやすくなるでしょう。
4. 本体の背面を掃除する
設置場所に気をつけるのとあわせて、本体背面をこまめに掃除することも電気代の節約につながります。放熱部分にホコリが溜まると放熱効率が低下して、余計な電力を消費するリスクが出てきます。ウォーターサーバーの吐水口や受け皿などはこまめに掃除しますが、背面は忘れがちという方もいるかもしれません。節電を心がけたいのであれば、背面も定期的にお手入れするよう心がけましょう。ホコリや汚れをきちんと取っておくと節電につながるのはもちろん、電気トラブルや火災リスクも減らすことができます。
5. 長期間使わない場合はコンセントを抜いて水抜きをする
ウォーターサーバーは基本的に電源を入れたままにしておくのがおすすめです。しかし、旅行や出張などで1ヶ月以上不在にする場合など、電源を切ってしまったほうが良いケースもあります。長期間の外出予定があるときは気をつけましょう。
なお、ウォーターサーバーのコンセントを抜く際は、必ずサーバー内部の水抜きを行うことがポイントです。心配な方は各メーカーのお客さま窓口に相談してみることをおすすめします。
電気代節約のために確認すべきこと
今よりもさらに電気代を節約するために確認しておきたいのが、電力会社や契約プランです。アンペア数や契約プランなどを見直すと、月々の支払い金額を下げられる可能性があります。お得なプランを提供している新電力会社を契約するのも一つの方法です。
その他、ウォーターサーバー以外の家電の電力消費量もチェックしてみると良いでしょう。例えば、電気代がかかりやすいエアコンや冷蔵庫などを節電タイプのものに買い換えてみると、家全体での電気代節約につながります。見落としがちですが、洗濯機や照明器具なども、節電対策で大幅な電気代削減が見込めるでしょう。さらに、窓のカーテンを遮熱効果のあるものにしてエアコンの消費電力を抑えるなど、電化製品以外の部分で工夫してみるのもおすすめです。
また、電気代だけではなく、ウォーターサーバーのトータルコストにも目を向けてみましょう。電気代はウォーターサーバーに必要な費用のごく一部です。それ以外の料金も含めた維持費を計算し、削れるところがないか検討しましょう。
ウォーターサーバーの利用でもっともコストがかかりやすいのは、お水代です。なるべく安く利用したいのであれば、お水代がお得なところを選びましょう。サーバー本体のレンタル料や、お水の送料、途中解約した際に発生する解約金なども考慮が必要です。メーカーによっては事務手数料や定期メンテナンス料などが求められるケースがあるので、細かく費用をチェックしましょう。
一人暮らしの方の場合、トータルの月額費用は4,000円程度が目安といわれています。毎月の支払い金額は、お水代によって大きく変わると考えておきましょう。ウォーターサーバーの導入に迷っている方は、毎月必要なお水の量をシミュレーションして金額を計算することがおすすめです。
コストの安いウォーターサーバーならふじざくら命水
コストをなるべく安く抑えてウォーターサーバーを使いたいのであれば、お水代がお得なところをチェックするのが早道です。「ふじざくら命水」のお水なら、富士山天然水の中では最安値クラスで楽しむことができます。安価に富士山の天然水を提供できるのは、60年以上富士山の天然水を提供し続けてきた実績があるためです。お得に美味しいお水を飲みたい方は、ぜひご検討ください。
また、「ふじざくら命水」のウォーターサーバーは、繰り返し省エネ運転を設定することができます。省エネ運転中に自動クリーン機能が作動する仕組みのため、電気代を節約しながら、ウォーターサーバーをいつでも清潔な状態に保つことができます。
「ふじざくら命水」には、子育て世帯を応援するプランや法人向けプランなどがあります。利用シーンに合わせた料金プランやキャンペーンを組み合わせることで、よりお得にウォーターサーバーを導入できるのが魅力です。気になる方は、ぜひ料金プランやキャンペーン情報をチェックしてみてください。
ウォーターサーバーは時間や手間の節約につながる便利なアイテム!
ウォーターサーバーが節約につながる理由や、実際にかかる電気代の目安、電気代節約のポイントなどをお伝えしました。お水を沸かす手間や保温しておくために必要な電気代などを含めて考えると、ウォーターサーバーはそれほど割高というわけではありません。温水や冷水を手間なくすぐに使えるため、むしろコストパフォーマンスに優れているといえます。
ただ、そうはいっても電気代が気になるという方もいるでしょう。そういった場合は、省エネ運転モードの活用や、こまめな掃除、置き場所の工夫などにより、電気代を抑えながら利用することもできます。
「ふじざくら命水」のウォーターサーバーも省エネ運転機能を備えているので、電気代を節約しながら美味しい富士山の天然水を楽しんでいただけます。毎日飲むお水だからこそ、維持費を抑えながら安心して美味しいものを選びたいという方は、ぜひ「ふじざくら命水」をご利用ください。
参考1:
シェアハウスで無料になるものとは?節約したい方必見! | シェアハウス検索サイト『シェアシェア』
参考2:
シェアハウスの無料設備とは?生活費を抑えるコツも紹介! | シェアハウスチンタイ