【一人暮らし】ノルマなしのウォーターサーバーってある?
暮らし
2022.10.13
ウォーターサーバーを使い始めると、お水のボトルを定期的に購入する「ノルマ」が設定されている場合が多いです。
お水の注文間隔や本数のノルマは、ウォーターサーバーを選ぶ時のチェックポイントの一つです。
「水のボトルは毎月何本頼むかノルマはあるの?」
「水が飲みきれずにボトルが溜まってきた時はどうするの?」
「水の配達を一旦止めることはできるの?」
この記事では、お水の注文ノルマを知りたい方向けに基礎知識をまとめました。
特に一人暮らしなどでお水の使用量が少ない方は、必ずチェックしておきたいポイントです。
使いきれず水を余らせてしまう事態を避けるコツも解説しますので、参考にしてください。
目次
ウォーターサーバーのノルマってどんなもの?
ウォーターサーバーのノルマとは、毎月決められた量の水を注文しないと追加料金が発生する契約のことです。
定期配送タイプの場合、毎月のボトル発送回数や本数が決まっています。
ノルマはメーカーによってまちまちですが、平均すると7〜12リットルのボトルを2本程度が1ヶ月のノルマとして多いようです。
配送日自体は、どのメーカーでも比較的自由に設定を変えることができます。
しかし、お水が余ったなどの理由で配送自体をスキップ(一時停止)する際に手数料がかかる場合もあるため、契約前にチェックしておきましょう。
また、定期配送ではなく、自分の都合の良い時に注文ができるサービスもありますが、この場合は「1ヶ月に◯本以上」と注文ノルマ数が決まっています。
多少の余りは災害時の備蓄水としても活用できるので、あまり神経質になる必要ありません。
置き場所やお水の消費量を確認して、ノルマをきちんとチェックしておきましょう。
特に、お水の消費量にばらつきがある方や、一人暮らしでストックのお水の置き場所の確保が難しい方は、ノルマがきつくないサーバーを選ぶ方がおすすめです。
ノルマなしのウォーターサーバーはあるのか?
「お水の注文ノルマがないウォーターサーバーってないのかな?」と考える方もいるのではないでしょうか。
実は、ノルマのないウォーターサーバーもあります。
代表的なものとしては、水道水を使用するタイプのウォーターサーバーです。
また、ミネラルウォーターのボトルをセットするタイプのものでも、注文ノルマがないものがあります。
しかしノルマがないサーバーの数は少なく、サーバーレンタル代が高めに設定されているケースがほとんどです。
ノルマなしのウォーターサーバーのメリット
ノルマのないウォーターサーバーも中にはあります。
代表的なものとしては、水道水を濾過して使うタイプのウォーターサーバーです。
お水の注文が必要ないのでノルマも発生しません。
ただし、水道水を使用するタイプはお水の備蓄はできないので、ローリングストック方式での備蓄を考えている場合は注意が必要です。
また、ボトルタイプのサーバーでも、配送休止期間が長く、手数料もかからないといった「ノルマがない」状態に近いサービスを提供しているところもあります。
こうしたノルマがないウォーターサーバーには、以下のような点がメリットです。
・自分の好きなタイミングで注文ができる
・お水のストック場所でお部屋のスペースを圧迫せずに済む
・コストが抑えられる
ノルマなしのウォーターサーバーのデメリット
ノルマのプレッシャーがないウォーターサーバーは、ボトルの注文本数が減って一見お得に見えますが、デメリットもあります。
主に気を付けたいのは以下の3点です。
・その都度水を注文する手間があり、忘れてしまうことも
・お水の注文はスキップできても、本体レンタル料はかかる
・そもそもノルマのないウォーターサーバーが少ない
注文ノルマがない分、お水の在庫量の管理を自分で行わなくてはなりません。
うっかり注文し忘れてしまい、お水を切らしてしまうというリスクも考えられます。
また、定期配送をスキップしている期間も、本体のレンタル料はかかり続けます。
このため、あまりにも注文頻度が低いと、かえってコストがかかっているように感じてしまうかもしれません。
そして、最大のデメリットは、水道水直結タイプ以外のノルマなしウォーターサーバーが少ないと言う点です。
「ノルマなし」だけにこだわってしまうと、機能面やデザイン性の選択肢が大幅に狭まってしまいます。
ノルマと配送スキップについて知っておきたいこと
ウォーターサーバーの定期配送や注文ノルマは、ウォーターサーバー選びの際に必ず確認しておきたいポイントです。
しかし、基本的なポイントを押さえておけば、それほど気にする必要はありません。
ここからは、注文ノルマを確認する際の考え方をご紹介します。
毎月どれぐらい使えばノルマを気にせずに済む?
ウォーターサーバーを導入する際に確認しておきたいのが、そもそも自分がどのくらいの量の水を使うのかということです。
ウォーターサーバーのお水は天然水やRO水など、味や品質が良いお水ですので、飲用や料理用として使うことになります。
ご家庭の家族構成や、赤ちゃんがいるのかどうかなどで使用量は変わってきます。
一度どのくらい水を使っているかを確認してみましょう。
毎月のお水の利用量がウォーターサーバーのノルマを上回っていれば、ノルマを気にする必要はなくなります。
例えば「ふじざくら命水」の場合は、月1回の注文が必須で、最低注文本数は2本セットを1セットです。
したがって、9リットルパックであれば、1ヶ月に18リットルがノルマということになります。
2リットルペットボトルに換算すると9本ですので、一人暮らしでも十分消費できる量だと言えるでしょう。
配送はスキップできるの?
長期不在などでお水を使いきれない場合や、受け取れない場合などはどうしたらいいでしょうか。
そんな時は配送日の変更、もしくは1回休むことでお水の余ることを避けることができます。
これを「スキップ」と言い、多くの会社で1.5ヶ月〜2ヶ月程度の無料スキップ可能期間を設けています。
困った時は上手に活用することをおすすめします。
ただし、ノルマが厳しい会社や、無料スキップ期間を超えての長期スキップなどは、手数料がかかることもあります。
お水の使用量にばらつきがあるという方は、契約前にスキップのルールもしっかりと確認しておきましょう。
一人暮らしのウォーターサーバー・導入前の確認ポイントは?
お水の使用量が少ない一人暮らしの場合、ウォーターサーバーの導入前に確認しておきたいポイントは以下の5つです。
1. コストと解約金の有無
2. お水の注文ノルマや配達間隔
3. サーバー本体のサイズ
4. お水のボトルの種類とサイズ
5. ボトル交換の方法
コスト面はもちろんのこと、一人暮らしの場合はお部屋のスペースにも限りがあるので、設置場所の確保が必要です。
ウォーターサーバーを設置する場合、周囲に15cm程度の間隔を空ける必要があります。これは本体に熱がこもってしまうのを防ぐためです。
熱がこもったまま使い続けると、サーバーの動作に影響が出てしまう恐れがあるので必ず確認しましょう。
また、本体とは別に、ストックのお水の置き場所も忘れずに確認してください。
ウォーターサーバーは、2年程度の期間でレンタル契約を結ぶことになります。
途中でお水のノルマが合わずに解約したいとなった場合、解約金が発生するので注意が必要です。
一人暮らしのウォーターサーバーの選び方については、こちらの記事も参考にしてください。
「一人暮らしにウォーターサーバーは不要? メリット・デメリット」
一人暮らしのウォーターサーバー・便利なポイントは?
「ウォーターサーバーを導入するのは大袈裟かな?」と考える一人暮らしの方もいるかもしれません。
しかし、一人暮らしでも自炊をする方や、在宅時間の長い方ならメリットがあります。
主なメリットとしては、以下が挙げられます。
・ペットボトルを買う手間が省ける
・料理などでもお湯や水がすぐ使えて便利
・ごみの削減につながる
ウォーターサーバーを導入していない場合、水道に浄水器をつけたり、ペットボトルを購入することになります。
浄水器で十分と感じられるのであればいいですが、ペットボトルのお水を利用している場合は、その都度買う必要があります。
持ち運びも重いですし、通販などを利用していても、うっかり注文を忘れて在庫を切らしてしまうこともあるかもしれません。
ウォーターサーバーなら定期的にお水が届くので頼み忘れもありませんし、ペットボトルのゴミがなくなるのも嬉しいポイントです。
一人暮らしのウォーターサーバー・注意すべきことは?
一人暮らしの場合、間取りがワンルームという方もいるでしょう。
ワンルームマンションなどでは、置き場所は確保できても、コンセントが遠い・少ないというケースもあります。
こうした時に注意したいのが電源の確保です。
ウォーターサーバーを設置する際は、コンセントに直接繋ぐのが基本です。
どのメーカーでも、取扱説明書を見ると延長コードを推奨していません。
やむを得ず延長コードを使用する場合でも、他の器具と一緒に繋ぐ、いわゆる「タコ足配線」は避けたほうが安全です。
延長コードの電力容量が足りないと、事故や故障の原因となり大変危険です。
また、ウォーターサーバーは水を扱う機械なので、漏電のリスクも考えられます。
本体内部は対策されていてアース線がついていない機種もありますが、お水の交換時などに電源部に水をこぼしてしまう危険性などがあります。
設置場所の確保だけでなく、電源の確保も忘れずに確認してください。
ウォーターサーバーなら「ふじざくら命水」
お水の注文ノルマがこなせるかどうか不安だと感じる方には、ふじざくら命水の解約金無料キャンペーンがおすすめです。
ふじざくら命水は、富士山の天然水では業界最安値クラス。
9リットルボックス1箱を1,458円~提供しています。
解約金無料キャンペーンでは、3ヶ月間じっくりとお試しいただけます。
また、ふじざくら命水のお水はバッグインボックス(BIB)を採用しています。
BIBタイプのボトルは、箱で密閉されていてコンパクトなのが特徴です。
5段までスタックできるので、保管にも場所を取らずに済むメリットもあります。
どうしてもお水が余ってしまうという方でも、お水のパックにコックがついているので、いざという時に備蓄水として活用することが可能です。
まずは気軽にお試しから始めてみるのはいかがでしょうか。
まとめ(一人暮らしとノルマなしウォーターサーバー)
ウォーターサーバーを導入する場合、お水の注文ノルマは気になるポイントです。
しかし、配送スキップを使いこなせば、お水余りを防ぐことは十分可能でしょう。
それでも余ってしまう場合は、お水の使用量をあらためて確認してみることをおすすめします。
10リットル以下の小さめのお水ボトルで、無料スキップ期間が2ヶ月程度あれば、一人暮らしでも十分消費できる量だといえます。
また、一人暮らしの方がウォーターサーバーを導入する場合は、注文ノルマや月額費用などの定額コストの他に、サーバー本体の設置場所やお水の置き場所、電源確保などもあわせて確認してください。
導入前にしっかり検討することで、快適なウォーターサーバーライフを送ることができます。