ウォーターサーバーの維持費 必要な費用や設置後に後悔しないポイント
コスト
2021.12.14
自宅にウォーターサーバーが欲しいけれど、維持費が気になって踏み切れないという人は案外多いようです。また、導入後に後悔しないためにも、月額費用やトータルコストを事前に知っておくことは重要です。
そこで、今回はウォーターサーバーの維持費について紹介します。
目次
ウォーターサーバーの維持費の内訳
ウォーターサーバーの維持費の内訳を見ると、電気代、水代、配送料、サーバーレンタル料、メンテナンス料という5つの項目があります。そこで、まずはそれぞれの詳細について解説していきます。
1.電気代
ウォーターサーバーは家電であり、冷水や温水を作るために電気が使われます。また、下置きタイプのウォーターサーバーの場合には、冷水タンクや温水タンクにお水をくみ上げるためにも電気が必要です。そのため、導入すればその分の電気料金が加算されます。
電気代はメーカーや機種によって500円~1000円前後と開きがあります。省エネ仕様や、エコモード搭載のウォーターサーバーを選べば、消費電力が減少し、毎月の電気料金を抑えることが可能です。
2.水代
月額費用のなかで最もウェイトを占めるのが、水代です。水代は、お水の種類と消費量によって決まります。お水の種類には、大きく分けて天然水とRO水があります。
天然水:特定の取水地で採水し、最低限の処理のみを施したお水のこと。天然のミネラルを含んだ、お水本来の美味しさやまろやかさが特徴。
RO水:RO膜という超微細なフィルターで水道水などをろ過し、不純物もミネラルも除去した純水に近いお水。人工的にミネラル分を添加したミネラルウォーターもある。
一般的にRO水の方が安いものの、天然水の味わいとは異なるため物足りなさを感じるかもしれません。
一方、お水の使用量は、家族の人数や暮らし方によって決まります。飲料水としてのみ使用するのであれば、一人1日コップ何杯の水を飲むのか、料理に使うのであれば1回どの程度使用するのかなど、細かくシュミレーションすることで、1か月に必要なお水の量がわかります。
また、ウォーターサーバーのメリットの一つである赤ちゃんのミルク作りには、1日およそ1リットル、1か月で約30リットルが必要と言われます。赤ちゃんがいるご家庭では、プラス30リットルを目安にすると良いでしょう。
ボトルの内容量と価格はメーカーによって違います。2本以上など毎月の注文ノルマや1回の最低注文数が決まっている会社もあるので、あわせてチェックしておきましょう。一人暮らしの方などは、1本から注文できた方が便利です。
3.配送料
お水を自宅まで配送してもらう料金です。無料のケースも多いのですが、配送料がかかるメーカーもあるのでチェックしておきましょう。特に、沖縄、北海道、離島などは本州とは別に送料が設けられていたり、配送ができなかったりするので、注意しましょう。
4.サーバーレンタル料
ウォーターサーバー本体のレンタル料です。最近は「レンタル代無料」をうたっているメーカーが増えていますが、水代など他の料金に上乗せされているケースも多いので、レンタル料だけを見て判断するのは注意が必要です。また、高機能な機種やデザイン性の高い人気の機種などは有料という場合もあるので、必ず確認しましょう。
5.メンテナンス料
メンテナンス料は、メーカーや機種によって違いの大きな項目です。サーバー本体にメンテンナンス機能が搭載されていてメンテナンス自体が不要という機種も増えていますし、2年~3年に1度サーバー本体を交換するという理由で無料というメーカーもあります。
一方で、定期的なメンテナンスが必要になるメーカーや機種もあります。その場合も、メンテナンス時にまとまった金額を請求されるケースもあれば、1年に1回など定期的に請求されるケース、サポート料金などの名目で毎月発生するケースなど、メーカーやプランによって違いがあるので注意しましょう。
維持費以外にかかるウォーターサーバーの費用
ウォーターサーバーを維持するには、月額費用以外にも必要になる費用があります。
1.初期費用
レンタルのウォーターサーバーの場合は、初期費用が発生するケースはほとんどありません。しかし、サーバー本体を購入するプランの場合には、本体の代金が初期費用として必要になりますし、設置サービスが有料になる場合もあります。また、水道直結型のウォーターサーバーなどには設置工事費が必要なものもあり、まとまった額の初期費用が発生するケースがあります。
2.メンテナンス費用
月額料金には含まれなくても、数か月ごと、あるいは年毎など、定期的にメンテナンス費用が加算される可能性があります。また、故障対応がオプションになっているケースも多いので、サービスを利用するといくらになるのかチェックしておくと安心です。
3.事務手数料(配送停止時など)
想定よりもお水の使用量が少なくて、ボトルが溜まってしまうということはよくあることです。特に一人暮らしの場合などは、出張や外食が重なりお水が減らないといったことは珍しくないでしょう。そうした際には、お水をスキップ(配送の一時停止)したり、ボトルの本数を減らしたりすることになりますが、会社によっては事務手数料が発生する場合もあるのでチェックしておきましょう。
4.解約金
ウォーターサーバーは、定期契約が一般的です。契約期間は1年、2年、3年などプランによってさまざまですが、ほとんどの場合最低利用期間が定められていて、その期間内に解約すると解約金が発生します。解約料の相場は1~2万円程度と言われます。
ウォーターサーバーのトータルコストを抑えるためのポイント
ウォーターサーバーのトータルコストはどうすれば安く抑えることができるのでしょうか。ポイントは以下の4つです。
1.利用人数でお水の使用量を算出
ボトルの料金体系はメーカーによって違います。お水の料金はコストのなかでも大きな割合を占めることから、できるだけ正確に使用量を算出し月額料金を計算しましょう。例えば、1人1日コップ2~3杯のお水を飲んだ場合の1か月の使用量の目安は以下の通りです。
一人暮らし・・・12~18リットル/月
2人・・・24~36リットル/月
3人・・・36~54リットル/月
4人・・・48~72リットル/月
5人・・・60~84リットル/月
6人・・・72~96リットル/月
使用人数が1~2人で使用量も少ない場合には、お水の注文ノルマを確認しましょう。メーカーのなかには1か月ごとにお水の最低注文数を定めていて、注文数が少ないと別途手数料などが発生する会社もあります。
一方、家族が多く使用量も多い場合は、お水が安いウォーターサーバーがコスパも良くなります。
なお、お水のサイズは会社によって違うため、水代を比較するときは、同じ単位に換算すると便利です。ちなみにふじざくら命水は、500ミリリットルに換算すると「基本プラン」で72.8円、「3年割プラン」なら68.1円と、天然水業界では最安値クラスで提供しています。
2.必要な機能や条件などを決めておく
ウォーターサーバーを導入するにあたって大切にしたい機能や条件など、いわゆる“こだわりポイント”と、その優先順位を決めておくことも重要です。
チェックポイントとしては、以下のような項目が上げられます。
- 天然水かRO水か
- エコモード(省エネモード)の有無
- クリーン機能(自動メンテナンス機能)の有無
- チャイルドロックの有無
- 冷水や温水の設定温度
- サイズ(ロングタイプ、スリムタイプ、卓上タイプなど)
- デザイン
3.配送周期の変更や追加注文、配送停止の手続き
配送周期の変更や追加注文、配送停止など、臨機応変に対応してもらえるか、その際に手数料などの費用はかかるのか、といったこともチェックしておくべきポイントです。マイページなど簡単な方法で申込みができると便利です。
4.お得なキャンペーンやプランの利用
ウォーターサーバーをお安く利用するためにおすすめなのが、新規入会特典やキャンペーン、お得なプランなどの活用です。メーカー各社が工夫を凝らしていますので、自分にとってメリットのあるものを探しましょう。
ふじざくら命水にも、「3年割りプラン」「子育てプラン」のほか「プレゼントキャンペーン」「解約金無料キャンペーン」など、お得な情報がありますので、ぜひチェックしてみてください。
今回の記事では、ウォーターサーバーの維持費を見てきました。ウォーターサーバーを導入するとさまざまな費用が発生するので、トータルコストを把握することが大切です。また、赤ちゃんがいる家庭ではミルク作りに最適な温度設定が、子どもがいる家庭ではチャイルドロックが、それぞれ優先順位が高くなるなど、お水の量や使用時に必要な機能はご家庭によって違います。導入の際には、そうしたことも考慮し、トータルに比較検討することが重要です。
ふじざくら命水では、実際に使った天然水の料金だけで3か月間ウォーターサーバーをご利用いただける、解約金無料キャンペーンを実施しています。チャイルドロック機能や自動メンテナンス機能、省エネモード(エコモード)も搭載している国産ウォーターサーバーを、ご家庭でお使いいただけるチャンスです。
この機会に、どのくらいのお水が必要なのか、電気代はどのくらい上がるのか、必要な機能はどれなのかなど、試してみてはいかがですか?