新生児への水分補給はいつから始める?基礎知識や方法を紹介
子育て
2024.7.29
そこで本記事では、新生児の水分補給に関する基礎知識や適切な与え方について解説します。ママ・パパが安心して赤ちゃんの成長をサポートできるよう、役立つ情報をお届けしますので、ぜひご一読ください。
目次
新生児への水分補給はどうしたらいい?
新生児の水分補給は、生後5カ月頃までは母乳やミルクだけで十分です。生後間もない赤ちゃんの消化器官は未発達であり、母乳やミルクがもっとも適した栄養源となります。生後5カ月以降、ちょうど離乳食が始まるタイミングを目安に、徐々にほかの水分も与えていきます。
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また、離乳食が始まる前に母乳やミルク以外の飲み物を与えると、低血糖のリスクが高まる可能性があるといわれています。赤ちゃんの体は未熟であるため、適切な栄養バランスを保つことが重要です。
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新生児の水分補給に関する基礎知識
水分補給は、赤ちゃんの適切な成長と発達に不可欠です。成長に合わせた母乳やミルク以外の水分補給の必要性や、タイミングを理解しておきましょう。ここでは、新生児の水分補給に関する基礎知識を詳しく解説します。
新生児に必要な水分量
赤ちゃんが必要とする水分量は、体重1kgあたり約125~150mlが目安です。3~4kgの新生児なら1日のトータルで400~500ml程度、生後6カ月で体重が7~8kgになると、950~1,100mlまで増えます。ただしこれは、ミルクや母乳、離乳食から補給する水分も含めた量のため、すべてを水や麦茶で補う必要はありません。離乳食が始まったとしても、赤ちゃんの主な水分補給源は母乳やミルクです。離乳食を進めるにあたり、少しずつ別の水分も取り入れていくと良いでしょう。
新生児に適した水の温度
新生児に与える水やミルクは、適切な温度であることが重要です。一般的には、体温に近い36~37℃が理想とされています。冷たいミルクは、赤ちゃんの胃腸に負担をかけることがあるため避けましょう。また、温度が高すぎると火傷のリスクがあるため、必ず温度をチェックしてから与えるようにしてください。
新生児の水分補給のタイミング
新生児の場合、通常の授乳やミルクの時間以外に特別な水分補給は必要ありません。離乳食が始まった乳児は、寝起き、外出後、お風呂上がり、食事時などのタイミングが水分補給に適しています。しかし、離乳食初期の段階では母乳やミルクの栄養が必要です。基本的には母乳やミルクで水分補給をしましょう。
離乳が進むと、食事から栄養を摂れるようになるため、少しずつ離乳食以外の場面でも水を飲ませる機会を増やしていく必要があります。また、汗を大量にかいたときも水分補給が必要です。おしっこの量や回数が減ったり、唇が乾燥していたりする場合は「水不足のサイン」です。月齢に応じて水や麦茶など、赤ちゃんでも飲める飲み物でこまめに水分補給を行いましょう。
下痢や嘔吐の症状があるときは脱水のリスクが高まるため、医師に相談して適切な水分補給を行うことが大切です。医師の指導に従い、適量の乳幼児用経口補水液を与えるなどの対応が求められます。
乳児への水分補給の方法
赤ちゃんの発達段階に応じて、水分補給に適した便利な道具があります。ここでは、乳児の水分補給に適した道具や、水分補給の方法をご紹介します。
水分補給に必要な道具
スプーン
母乳やミルク以外の水分に慣れていないうちは、スプーンを使って水分補給を行いましょう。離乳食のように赤ちゃん用のスプーンを使うと、安全性も高く安心して与えられます。
哺乳瓶
日常的に哺乳瓶でミルクを与えている場合は、飲み慣れているため哺乳瓶で水分補給をすると便利です。注意点としては、ミルクと異なる味に驚いてしまう可能性があるため、味に慣れさせてから与えることをおすすめします。
スパウトマグ
スパウトマグは、飲み口がストローよりも幅が広く、小さな穴が開いているため傾けるだけで飲み物が出てくる仕組みが特徴です。飲み物を飲み込む感覚に慣れさせるために、ストローマグに移行する前段階で使用します。
ストローマグ
飲み口が柔らかく細いストロー状で、口を狭めて吸い上げないと飲み物が出てこない仕組みです。吸い上げる力がついてくる、生後8カ月頃から使えるアイテムです。
コップ
飲み物を口に含み、飲み込むのに慣れてきたらコップ飲みの練習をさせましょう。コップ飲みの練習は、生後5~8カ月くらいを目安に始められます。赤ちゃんが掴みやすいように、取っ手付きのものや小さい形状のコップがおすすめです。
水分補給の方法
初めて母乳やミルク以外の水分を与えるときは、まずは赤ちゃん用のスプーンで少量ずつ与えてみましょう。はじめのうちは、水分補給というより味に慣れさせることを目的としているため、たくさん飲ませる必要はありません。ひとさじ、ふたさじと量を増やしていき、味に慣れてものを掴めるようになったらスパウトマグ、ストローマグ、コップなど、道具を変えていきましょう。
お母さんの水分補給が大切な理由
育児中は、お母さんの水分補給も大切です。とくに授乳中は、体内から多くの水分が排出されやすいためこまめに水分を摂りましょう。季節や体質などにもよりますが、一日に2,000~2,500mlを目安に、良質な水分摂取を心がけてください。水分を摂るタイミングは、授乳前後や入浴前後、就寝前・起床後、など、水分が排出されやすいタイミングがおすすめです。
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新生児から乳児へ、成長に合わせて適切な水分補給を
新生児・乳児への水分補給の基礎知識をご紹介しました。新生児期は、母乳やミルク以外の水分は必要ありませんが、離乳食が始まる頃から、離乳に合わせて徐々に水やお茶での水分補給を進めていく必要があります。また、授乳中はとくに体内から水分が排出されやすいため、お母さんもしっかり水分補給をしましょう。
そんな大切な時期の水分補給におすすめなのが、「ふじざくら命水」のウォーターサーバーです。「ふじざくら命水」は、バナジウムやシリカなどの希少な天然ミネラルを多く含んだナチュラルミネラルウォーターです。独自のろ過システムと加熱処理で浄化されているため、そのまま赤ちゃんの水分補給にもご利用いただけます。
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下田産婦人科医院 主任助産師 長友佐織
神奈川県茅ケ崎市にある下田産婦人科医院で主任助産師を務める。
病棟勤務にて、分娩や母乳育児相談のほか、看護・助産学生実習の指導を担当。
外来にて助産師相談も実施している。
お母さまたちの心の支えとなれるよう、妊娠、出産、育児において一人一人のライフスタイルに寄り添った丁寧な関りを大切にしており、退院後の心配事や母乳トラブルなどもサポート。
2児の母。
資格:看護師、助産師
下田産婦人科医院:https://www.shimoda-sanfujinka.com/
コメント
基本的に新生児は、授乳時間や沐浴後、啼泣に合わせた母乳やミルクを与えれば十分です。
母乳量が不足していたり、お母さんの疲労が強い場合はミルクで補いましょう。