ウォーターサーバーにはどんなメリットとデメリットがある?
暮らし
2023.3.17
ウォーターサーバーの導入を考えている方の中には、「あれば便利そうだけど、デメリットが気になる」という思いもあるのではないでしょうか。
確かにどんな便利な家電にもメリットとデメリットがあります。
「ウォーターサーバーの具体的なデメリットは?」
「ウォーターサーバーのデメリットや導入前に知っておくべきことは?」
「ウォーターサーバーにはどんな種類がある?」
この記事では、ウォーターサーバーを利用するメリットとデメリットを改めて整理しつつ、基本的なウォーターサーバーの知識を解説します。
導入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ウォーターサーバーのメリット5つ・やっぱりあると便利
まず、ウォーターサーバーを導入することで得られるメリットをご紹介します。
お水を便利に使え、しかも美味しくて安心であることが最大の特徴ですが、細かくみていくといろいろなメリットを感じられることがわかります。
冷水と温水がすぐ使える
ウォーターサーバーを使って一番便利に感じるのが、「冷水と温水が好きな時にすぐ使える」という点です。
夏場に冷たい水を飲みたい時、冷蔵庫で冷やしたり氷を作っておく必要がなくなります。
お茶を飲みたいと思ったら、お湯を沸かす必要はなく、ウォーターサーバーがあればその場でお湯を注ぐことができるようになります。
重い水を買いに行かずに済む
ウォーターサーバーを導入すると、買い物の手間も省けます。
お水にこだわりがあっても、重いペットボトルを都度買いに行くのは大変です。
通販を利用するにしても、その都度の注文をうっかり忘れてしまって困ることがあるかもしれません。
ウォーターサーバーなら、決まった期間で次のお水が届きますので、注文し忘れる心配もなくなります。
ゴミの量の削減につながる
ペットボトルのお水を使っていると、ボトルのゴミが多くなるのも問題です。
ペットボトルは500mlから2リットル程度の容量がありますが、2リットルでも1日に数本使ってしまうということもあるでしょう。
空のボトルをその都度乾かして潰す手間も大変です。
ウォーターサーバーなら12リットル程度の容量があり、ゴミを出すサイクルを大幅に減らすことができます。
中にはリターナブルボトルを使っているメーカーもあり、ゴミを出したくない方にはこちらがおすすめです。
家事の時短につながる
ウォーターサーバーはちょっとした家事の手間を省いたり、時短にも役立つ家電です。
スープ作りやカップ麺を食べる時でも、すぐにお湯が使えると重宝しますし、時短にもなります。
さらに温度調節機能があれば、赤ちゃんのミルクにちょうどいい温度帯にも設定でき、ミルク作りの作業も楽になるでしょう。
非常時にも活用できる
ウォーターサーバーは災害時にも心強い存在です。
ストックのお水ボトルは備蓄水としても使用することができます。
また、注ぎ口がレバーやコックのタイプであれば、吐水に電力を必要としないため、停電時でも常温ならサーバーの使用が可能です。
定期的にお水ボトルが届くウォーターサーバーなら、備蓄水のローリングストックがしやすくなります。
災害時のウォーターサーバー活用については、こちらの記事も参考にしてください。
「ウォーターサーバーは災害時に使える? 備蓄できるか要チェック」
ウォーターサーバーのデメリット
どんな製品でも、使い方やライフスタイルによっては、デメリットに感じる面があります。
ウォーターサーバーも例外ではありません。
ここからは、ウォーターサーバーを使っていてデメリットを感じやすい点をご紹介します。
意外とかかるランニングコスト
ウォーターサーバーを使っていく上で、気にしなくてはならないのがコストの問題です。
当然のことですが、ペットボトルのお水を買うよりは費用がかかると思っていたほうがいいでしょう。
ウォーターサーバーに必要なランニングコストは、一般的には以下のような費用です。
・お水代
・電気代
・サーバーレンタル料金
・お水の送料
・メンテナンスや事務手数料など
このうち水代と電気代については、どのメーカーを利用しても必ず発生します。
サーバーレンタル料金は無料というメーカーもありますし、お水の送料やメンテナンス料金などは、各社設定がまちまちです。
ウォーターサーバーを選ぶ際には、どのようなコストが発生するのかを確認し、いくつかのメーカーで比較検討することをおすすめします。
サーバーやボトルを置く場所が必要
一人暮らしの方や、家族の人数が多くてお家のスペースにゆとりがないという場合、ウォーターサーバーの設置場所を決めるのが大変になるかもしれません。
ウォーターサーバーは家電製品で、お水の温度を保つため、常時通電しています。
したがって、放熱のために本体サイズに加えてスペースを保つ必要があるのです。
また、直射日光が当たる場所や湿気の多い場所に置くと、動作不良や故障の原因になることもあります。
さらに、電源が確保できる場所でなくてはなりませんし、本体だけでなく、ストックのお水を置く場所も必要です。
十分なスペースがあり、インテリアの邪魔をしないポジションに置けないと、使い勝手や居心地が悪くなってしまうかもしれません。
ボトルの注文ノルマがある
ペットボトルのお水を買っている方にとって、その都度の購入は面倒でも、都合のいい量を好きなタイミングで購入することができます。
一方でウォーターサーバーは、配送曜日などが決まっている定期配送タイプが多く、注文忘れの心配はありません。
しかし、たまたま不在でお水をあまり使わなかったため、余り気味という状態でもお構いなしに次のお水が届くことになります。
また、ウォーターサーバーの契約では、月当たり○本といった、お水ボトルの注文数にノルマがあることがほとんどです。
ストックを置く場所もかさみますし、余ってしまった場合に大変になるのは、人によってはデメリットと感じてしまうかもしれません。
そうした時には、配送を1回スキップしたり、配達日を変更できるサービスがありますので、上手に活用してお水が余らないよう調節することで回避できます。
設置場所によっては動作音が気になる
ウォーターサーバーは家電製品であり、お水の温度を一定に保つために、ヒーターやコンプレッサーを搭載しています。
このため、ある程度動作音がするものです。
生活環境によって感じ方に違いはあるものの、寝室に設置したり、ワンルームのお家に設置する場合は、この動作音が気になるというケースもあるかもしれません。
お水のボトルをサーバーの下部に設置するタイプのウォーターサーバーは、お水をサーバー本体に組み上げる際にもモーター音がします。
サーバー上部にお水をセットするタイプでも、ボトルの形状によっては、お水がタンクに落ちる時に気泡が上がる「ボコッ」という音が割と大きく響くものもあるようです。
こうした動作音は、実際に使ってみないとわからないことが多く、音に神経質な方は、なるべく気にならない場所に設置したりするのも有効な回避策です。
また、お試し利用ができるサーバーを試してみてから導入を決断するのもいい方法なのではないでしょうか。
【ウォーターサーバーの基礎知識①】本体のタイプ
ウォーターサーバーにはいろいろなタイプがあり、どれを選べばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
ウォーターサーバーを選ぶ上で気をつけたいことの一つに、設置場所の確保があります。
ウォーターサーバー本体は、大きく分けると以下の2種類に分けることができます。
・床置き型
・卓上型
それぞれに必要な設置場所のスペースの目安がありますので、ご紹介します。
床置き型ウォーターサーバー
ウォーターサーバーで最も一般的なタイプが、この床置き型です。
スラリとしたフォルムでインテリア性が高いものもあり、機能もメーカーによって違いがあります。
本体のサイズの目安としては、横幅30cmほど、奥行きが30〜40cmほどとなります。
設置には周囲に適度な放熱用スペースが必要となりますので、この寸法に10cm程度の余裕を持った床面積があれば設置できます。
床置き型は背丈もあり、高さの目安は大体1.1〜1.3m位です。
本体の重量はサーバーの機能やメーカーによりばらつきがありますが、15〜20kg程度のものが多いようです。
メーカーのカタログやホームページなどで、本体サイズと必要スペースが確認できますので、設置の参考にするといいでしょう。
卓上型ウォーターサーバー
使用するお水の量が多くない方や、お家が狭くスペースにゆとりがないという方には、コンパクトな卓上型が向いています。
本体サイズの目安は横幅25〜30cmほど、奥行き30〜40cmほどと、床置き型とあまり変わりませんが、高さが45〜70cm程度と低いことが特徴です。
床置き型の半分程度の高さなので、家電ラックやキッチンカウンターの上に設置できます。
本体の重量は7〜15kgぐらいのものが一般的です。
【ウォーターサーバーの基礎知識②】注水口のタイプ
ウォーターサーバーの注ぎ口も、一般的に以下の3種類のタイプに分かれています。
・コック式
・レバー式
・ボタン式
それぞれのメリットとデメリットをご紹介しますので、ウォーターサーバー選びの参考にしてください。
コック式
コックを下向きに倒してお水を出すコック式は、ボトルをウォーターサーバー上部にセットして重力でお水を出すタイプです。
<メリット>
・停電時でも使用が可能
<デメリット>
・インテリア性が低い
・チャイルドロックがないことが多い
レバー式
吐水口についているレバーをコップなどで押すことでお水を注げるタイプがレバー式です。
このタイプも、お水ボトルをサーバー上部にセットするものであれば、停電時に使用が可能です。
<メリット>
・片手で簡単にお水が注げる
・操作部が目立たないためインテリア性が高い
<デメリット>
・チャイルドロックを使う場合は片手で操作ができない
・形状によってはレバーを押しづらく使いづらい
ボタン式
電子制御でボタンを押してお水を注ぐタイプのボタン式は、使い勝手がよく人気があります。
<メリット>
・操作が楽で使いやすい
・サーバーのデザイン性が高い
<デメリット>
・消費電力が多い
・停電時は使用できない
ウォーターサーバーなら「ふじざくら命水」
ウォーターサーバーを契約すると、1〜2年程度の契約期間があります。
期間が満了する前に解約する場合、解約金が発生してしまうため、利用前に十分な検討が必要です。
ふじざくら命水では、こうした不安をなくすため、3ヶ月の間解約金の発生がない「解約金無料キャンペーン」を実施しています。
初めてのウォーターサーバー利用ですと、使ってみないとわからないこともあるのではないでしょうか。
お水の味や使い勝手、また毎月のコストやお水の注文量など、じっくり試してみることができますのでおすすめです。
ふじざくら命水では、美味しい富士山の天然水をコスパ良く楽しむことができ、災害時にも心強いバッグインボックス(BIB)タイプのお水ボトルでお届けとなります。
長く使うことでお得になるプランや、子育て中のご家族を応援するプランなどをご用意してお待ちしております。
まとめ(ウォーターサーバーのメリット・デメリットについて)
ウォーターサーバーを利用するメリットは、美味しくて安全なお水を生活に取り入れられるだけではありません。
温水や冷水を好きなタイミングですぐに使える便利さや、いざという時の備蓄水をローリングストックする習慣ができるといったメリットもあります。
逆にデメリットに感じやすいポイントもあり、その一つが月額コストです。
しかし事前に必要な費用や使うお水の量をしっかりシミュレーションしておけば、「思っていたのと違う」といった気持ちにならずに済みます。
ウォーターサーバーは家電製品ですので、動作音もそれなりにします。
お試し利用ができれば、どのくらいなのかがわかるので、試してみるといいでしょう。
ふじざくら命水でも、解約金無料キャンペーンを利用すれば、3ヶ月間じっくりとお試し利用していただくことが可能です。
しっかり事前に検討して、充実のウォーターサーバーライフを楽しんでください。