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日本は言わずと知れた災害大国です。
日頃から、いざという時に備えて準備しておくことが大切です。
非常食やお水を確保しているというご家庭も多いかと思います。

「ウォーターサーバーの水は災害時に使えるの?」
「停電したらウォーターサーバーはどうなるの?」

今回の記事では、災害時や停電時に必要なお水の確保について、ウォーターサーバーが役に立つ点をご紹介します
避難の際に持ち運べて便利な「バッグインボックス」についても紹介するので参考にしてください。

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ウォーターサーバーは災害時に役立つの? メリットと注意点

災害が発生すると、停電や断水、ガスなどのインフラが遮断される可能性があります。
ウォーターサーバーを活用しているご家庭の場合、メリットとデメリットは以下の通りです。

メリット:お水のストックが常にあること
デメリット:停電時など使えないケースもあること

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

【メリット】お水のストックで飲み水を確保

断水で水道が使えない時は、お水をストックしておくことが重要です。

ウォーターサーバーが有利な点は、以下2点です。
・常にある程度のお水の備蓄がある状態
・お水の備蓄が常に新鮮な状態

ペットボトルのミネラルウォーターで備蓄する場合、賞味期限や保管期限などを常に意識して管理する必要があります。
しかし、ウォーターサーバー利用の場合は、日常的に使用しており、定期配送で次のお水が決まった周期で届くので、賞味期限などを管理する手間がかかりません

またウォーターサーバーの場合、1つのボトルで一人の約3日分が賄えるので、ペットボトルのように大量の本数を準備しなくてもいい点もメリットです。

【注意点】停電時には注意が必要

停電している時は、機種によっては使えないウォーターサーバーもあります
また、お湯や冷水を出すための保温・保冷機能も止まってしまいます。

停電が1日以上続くとみられる場合は、一旦サーバーから水のボトルを外し、サーバー内部の水抜きが必要です。
停電で温度管理ができない状態のまま、常温のお水がセットされた状態で放置してしまうと、雑菌が繁殖してしまうリスクがあるためです。

停電が長引く場合は、ほかの家電製品と同様にコンセントを抜いておきましょう。
電気が復旧した際の通電火災リスクを減らすことができます

停電時でもウォーターサーバーの吐水口がコックやレバーのタイプであれば、タンク内のお水を使い切ることも可能です。
サーバーに残った水から優先的に使用するようにすることで、水抜きも兼ねることができます。

災害時にはどれぐらいの備蓄が必要?

災害時のために備蓄しておくお水は、どれくらいあればいいのでしょうか?
内閣府のガイドラインでは、備蓄品の目安は3日分とされています。
大規模災害発生時に、被災地に救援が届き始める目安が3日とされていて、それまでを凌ぐためのものです。

お水の場合、大人一人の1日の飲料・調理用の水として3Lを目安にすることが多く、換算すると3L×3日=9Lの備蓄が推奨となります。また、子供の場合は1日2Lが目安です。

家族構成別にまとめると、以下の通りです。

家族構成 3日分の備蓄量
大人1人 約9L
大人2人 約18L
大人2人+子ども1人 約24L
大人2人+子ども2人 約30L

災害の規模によっては、救援や給水車が届くまでの期間も変わってきます。
ガイドライン上は3日分の備蓄ですが、置き場所が確保できるのであれば4〜5日から1週間程度、多めの備蓄ができると安心です。

災害時に使えるウォーターサーバーの選び方3選

停電が起こった場合、ウォーターサーバーに搭載された温水や冷水の機能は使えなくなります。
しかし、常温のままのお水であれば、停電時でも使用可能なサーバーがあります。

災害時にも使えるウォーターサーバーは、以下のタイプのものがおすすめです。
・吐水口がレバーかコックタイプのもの
・お水ボトルを本体上部にセットするもの
・お水ボトルが小さめのも
それぞれ詳しく解説していきます。

レバー式・コック式

災害に強いウォーターサーバーなら、お水の注ぎ口がレバータイプやコックタイプのものを選ぶといいでしょう

吐水そのものに電気を必要としないので、停電時でも常温の水で使用することが可能です。
注ぎ口がボタンタイプの場合、電気がないとお水を出すことができなくなってしまいます。

お水ボトルは上部

停電時にウォーターサーバーを使う条件として、お水のボトルを本体上部にセットするタイプであることも重要です。
お水を本体の下にセットするタイプは、お水交換時の負担が少ないというメリットがあります。しかし、下からモーターで組み上げているため、停電時には使えないのがネックです。

少なめの容量

ウォーターサーバーにセットするお水の容量も、少なめの方が安心です。
ボトルが未開封の場合、賞味期限は半年〜1年程度と長いですが、開封後は早めに使用する必要があるためです。
常温で使用する場合は、1〜2日程度で使い切った方が安全だと言えます。

また、災害時の食料品の備蓄は、日常的に消費しながら備蓄する「ローリングストック法」という手法がおすすめです。
お水のボトルも使い切れる量を選び、こまめに使い切りながら備蓄しておきましょう。

災害時にはバッグインボックス(BIB)があると役立つ!

ウォーターサーバーにセットするお水のボトル形状は、メーカーによっても様々です。
ボトル本体から直接お水が出せるコックがついているものなら、停電でサーバーが使えない状況でもストック分のお水を使えて安心です。

お水のパックが段ボールの箱に密閉された「バッグインボックス(BIB)」タイプは、ストックや持ち運びにも便利でおすすめです。
箱で密封されているので、直射日光などによる劣化を防ぐメリットもあります。

ふじざくら命水の場合、お水ボトルがこのバッグインボックスタイプなので、ストック分のお水を災害時の備蓄として活用できます。

ウォーターサーバー本体の災害防止策は?

ここまでは、主にお水について見てきました。
ここからは、災害時のウォーターサーバー本体にまつわる危険や対策をご紹介します。
地震でサーバー本体が倒れてしまったり、停電が長く続いたりしてサーバーの故障が起こるリスクにも備えておくと安心です。

・ウォーターサーバーの転倒防止策
・ウォーターサーバーの発火防止策
この2点について解説します。

ウォーターサーバーの転倒防止対策

ウォーターサーバーは、比較的スリムな形をした床置きタイプが主流です。
家庭用は大きすぎても置き場所に困ることと、スリムなデザインの方がインテリアにもマッチしやすいことが主な理由とみられます。
重心が高い形状のウォーターサーバーは、地震の際に倒れてしまうリスクがあります。

また、日常生活の中でも体がぶつかってしまったり、不安定な場所に置いていたりすることで倒れてしまう危険があります。
特にお水のボトルを本体上部にセットするタイプは、そのリスクは高いと言えるでしょう。

そこで、ウォーターサーバーの転倒防止策として、以下の3つをおすすめします。
・耐震マットの設置
・転倒防止ワイヤーや金具の設置
・配置場所を工夫する

賃貸住宅で壁や柱に固定ができない場合は、地震に強い耐震マットをウォーターサーバーの下に設置するのも有効です。

さらに、冷蔵庫と食器棚の間など、家具と家具との間にサーバーを設置することでも、左右への転倒は防ぐことができます
ただし、サーバーの熱がこもらないよう、隣り合う家具とは10〜15センチほどの隙間をあけておきましょう。

ウォーターサーバーの発火防止対策

災害時に限らず、ウォーターサーバーが原因と見られる火災は時々発生します。
家電は電気系統のトラブルで発火するリスクがあるためです。
タコ足配線やコンセントのホコリが原因の発火事故は、様々な家電製品で起こる可能性があるので、常に気を付けておきましょう。

ウォーターサーバーをはじめとした家電製品の取り扱い説明書には、大抵以下のような注意が書かれています。
・タコ足配線をしない、延長コードを使用しない
・定期的にプラグを抜いて、ホコリを取る
・コードを捻ったり、コードの上に物を置いたりしない
・差し込みが緩いコンセントは避ける

これら日常の注意点に加えて、災害時に停電が起こってしまったら、ウォーターサーバーや家電類のコンセントは一旦抜いておきましょう。
家のブレーカーそのものも落としておくと安心です。
停電が復旧した際に、電圧が不安定な状態になることもあり、その際に家電製品がショートして発火することがあります。

備蓄水としても「ふじざくら命水」

ウォーターサーバーが災害時に役立つのは、主に以下の2点です。
・電時でも使えるサーバーがあれば便利
・お水の備蓄が常にある状態で安心

しかし、サーバーの形状やお水のボトルのタイプによっては、せっかくの備蓄が使えないというケースも考えられます。
ふじざくら命水では、サーバー本体は停電時の使用ができません。
しかし、お水のボトルにはバッグインボックス(BIB)タイプを採用しています。
ふじざくら命水のBIBは、11.5リットルタイプで箱1辺のサイズが25センチとコンパクトで、取り扱いやすいのが特徴です。
最大5段まで積み重ねが可能で、スタックして収納できるため、普段のストックの置き場所もスリム化できます。

富士山の天然水を手軽に飲んでいただきたいという思いから、9リットルボックスで1,458円からお使いいただけます。
天然水業界でも最安値クラスで、おいしく安心なお水をストックすることが可能です。

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まとめ(ウォーターサーバーと災害時)

災害は起こってほしくないですが、残念ながら日本は地震が多く、台風や豪雨などの被害も発生しています。
いざという時困らないように、日頃から備えておくことはもはや必須事項と思っていてもいいでしょう。

備蓄の中でも場所も取り、重量があって管理が億劫になりがちなのがお水です。
ウォーターサーバーがあることで、日頃からローリングストック方式で水を備蓄することが可能になります。

ウォーターサーバーを選ぶ際には、災害時にも活用できるよう、以下の点に注意しましょう。
・お水がサーバー上部にセットできるタイプを選ぶ
・コック式やレバー式を選べば停電時でも使用可能

また、お水のボトルがバッグインボックスタイプなら、仮にサーバーが停電時に使えなくても、ストックのお水がそのまま非常用として活用できて便利です。
普段の暮らしで美味しいお水を手軽に飲めるウォーターサーバーは、いざという時にも心強い存在になります。

参考:ポータブル電源Jackery(ジャクリ)
災害が発生すると、電線の損傷やインフラのトラブルにより停電が起こる可能性が高いです。このような場合、ポータブル電源があれば、非常用電源として必要な電力を確保できます。ポータブル電源は、USBポート、ACコンセント、DCポートなど複数の出力があり、スマートフォンやタブレットだけでなく、ノートパソコン、小型冷蔵庫、扇風機など多様なデバイスに電力を供給できます。災害時のニーズに応じて、柔軟に使用できる点が魅力です。

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