ウォーターサーバーの音はうるさい?異常や故障の見分け方と対策を解説
暮らし
2026.8.4
「ウォーターサーバーが思っていたよりうるさい」と感じたことはありませんか。
夜中に「ブーン」という機械音で目が覚めたり、テレビを消す稼働音が聞こえたり、赤ちゃんの寝かしつけ中に「ゴボゴボ」と鳴ってヒヤッとしたり、音のストレスは思った以上に生活の質に影響します。
ウォーターサーバーから聞こえる音の多くは、冷蔵庫や電気ポットと同じような「正常な稼働音」です。一方で、音の質やタイミングがいつもと違う場合は、故障や異常のサインかもしれません。
この記事では、ウォーターサーバーの音が「うるさい」と感じる理由を整理しながら、正常音と危険な異音の見分け方、自分でできる静音対策、設置場所や機種選びのポイントをわかりやすく解説します。
目次
ウォーターサーバーの音はうるさい?異常や故障の見分け方と対策を解説
一括りに「ウォーターサーバーから出る音」と行っても、いくつかの種類があります。例えば次のようなものが代表的な音です。
ウォーターサーバーの代表的な音
- 冷却中に聞こえる「ブーン」「ビィーン」というコンプレッサー音
- お湯を沸かすときの「ジー」「カチカチ」といったヒーターの動作音
- 温水タンク内で沸騰するときの「ゴボゴボ」「ブツブツ」という泡の音
- 下置きタイプで水を汲み上げるときの「ウィーン」というモーター音
- ワンウェイボトルがへこむときの「ペキペキ」「パキパキ」という音
- ボトル内に空気が入る「ボコボコ」という気泡の音
- 本体と床・壁が共鳴して「ビーン」「ガタガタ」と響く振動音
これらは、ウォーターサーバーが正常に動いているからこそ発生する音です。ただし、静かな寝室やワンルームでは、同じ音でも「うるさい」と感じやすくなりますし、いつもと違う音質や異常な大きさの音に気づいた場合は、故障の前兆という可能性もあります。
ウォーターサーバーの音の原因
ウォーターサーバーから聞こえる音の多くは、正常な動作音です。しかし、中には異常が隠れていることもあります。
ここからは、音の種類と主な原因、基本的な対処法を一覧でまとめ、個別に詳しく見ていきます。
■ ウォーターサーバーの音と原因・対処
| 音の種類 | 例(擬音) | 主な原因 | 異常度合い | 基本的な対処法 |
| コンプレッサー音 | ブーン ビィーン |
冷却用コンプレッサーの稼働 | 正常 | 壁や家具から離す 背面掃除 エコモード活用 |
| お湯を沸かす時の音 | ジー カチカチ |
温水タンク内のヒーター加熱・膨張音 | 正常 | 使用時間帯の調整 寝室への設置を避ける |
| お湯が沸騰する音 | ゴボゴボ ブツブツ |
温水タンク内での沸騰音 | 正常 | 気になる場合は温水機能がない機種を検討 |
| お水の汲み上げ音 | ウィーン | モーターで水をタンクへ汲み上げる | 正常だが大きめ | 防音マット 設置場所の見直し 上置きタイプ検討 |
| ボトルがへこむ音 | ペキペキ | ワンウェイボトルの潰れ・減容 | 正常 | 気になる場合はBIBタイプを検討 |
| ボトル内に空気が入る音 | ボコボコ | ボトル内に空気が入り気泡が発生 | 正常 | ワンウェイボトル・BIBタイプを検討 |
| 壁や床への共鳴 | ビーン ガタガタ |
設置面の共振・反響 | 正常だが環境依存 | 壁から離す 防音マットを敷く 水平に設置 |
コンプレッサーの動作音
冷水を作るウォーターサーバーの多くは、冷蔵庫と同じコンプレッサー式の冷却方法を採用しています。コンプレッサーが動いている間は「ブーン」「ビィーン」といった機械音がしますが、これは構造上どうしても発生する正常な音です。
冷却方法には、コンプレッサー式とペルチェ式(電子冷却)があり、コンプレッサー式は冷却力が高い一方で、静音性においてはペルチェ式より劣ります。静かさを重視するならペルチェ式、冷却力を重視ならコンプレッサー式といったように、どこを優先するかで選びましょう。
ただし、コンプレッサー式でも設置環境を整えて、背面の掃除やエコモードを活用することで、稼働時間を短くして体感のうるささを軽減することは可能です。
お湯を沸かす際の音
温水タンクでお湯を沸かすときに、「ジー」「カチカチ」といったヒーターの動作音や、金属が膨張する小さな音が聞こえることがあります。電気ポットや電気ケトルと同様に、異常ではなく正常に運転しているときの音です。
ただし、夜間の寝室や静かなワンルームでは、こうした音も気になりがちです。
気になる場合には、就寝前にエコモードに切り替えるなど、「時間帯で音を出さない工夫」を取り入れることでぐっとストレスが減ります。
お湯が沸騰する音
温水タンクのお湯が沸騰すると、「ゴボゴボ」「ブツブツ」といった泡が立つ音がします。これも電気ポットと同じで、温水を作る過程で必ず発生する正常な音です。
日中のリビングやキッチンではほとんど気にならないレベルですが、寝室など静かな場所に設置している場合は耳につきやすくなります。どうしても気になる場合は、寝室から別の部屋に設置場所を移すなど工夫することをおすすめします。
お水の汲み上げ音
ボトルを下に置く「下置きタイプ」のウォーターサーバーや、一部特殊な構造のサーバーでは、モーターで水をタンクに汲み上げます。その際に聞こえる「ウィーン」というモーター音が、上置きタイプより音が大きく感じられることがあるようです。
汲み上げ音自体は正常なものですが、床材や設置環境によっては共鳴して響きやすくなります。そのため、防音マットを敷いたり、壁から離したり、設置スペースを水平に保つなどの対策が有効です。
それでも気になる場合は、上置きタイプや静音設計のモデルへの乗り換えを検討するとよいでしょう。
ボトルがへこむ音
ワンウェイタイプのボトルでは、中の水が減るにつれてボトルが「ペキペキ」「パキパキ」と音を立ててへこむことがあります。これはボトルの体積を小さくする「減容設計」によるもので、異常ではありません。
ボトルがへこむ音がどうしても気になる場合は、ボトルの構造が静音寄りの製品を選ぶ、BIB(バッグインボックス)タイプへ切り替えるなど、ボトルタイプの見直しが解決策になります。
ボトル内に空気が入る音
リターナブルタイプのボトルや一部のサーバーでは、タンクに水が給水される際、ボトル内へ空気が入り「ボコボコ」と気泡が立つ音がすることがあります。こちらも構造上発生する正常な音で、故障ではありません。
音が気になる方は、ワンウェイボトルやBIBなど、給水時の気泡音がほとんど出ないボトルタイプのサーバーに切り替えると、体感の静音性が大きく変わります。
壁や床への共鳴
ウォーターサーバー本体と壁や周辺の家具が近すぎると、実際の音量以上に「ビーン」「ガタガタ」と響いたり、筒状の空間で音が増幅されたりすることがあります。この場合、原因はサーバー本体ではなく「設置環境」です。
壁や家具から10cm以上離す、防音マットを敷く、水平を取るなど、環境を整えるだけで「うるさい」と感じていた音が驚くほど静かになるケースも少なくありません。
ウォーターサーバーの騒音レベルの目安
ウォーターサーバーを選ぶときや、現在使用しているサーバーの音が気になるときは、どのくらいの音が目安かを知っておくと安心です。
一般的な目安として、音が50dB以下であれば静かな状態とされています。ウォーターサーバーの場合は、常時動作時で40dB前後の機種であれば寝室でも気になりにくいでしょう。
上置きタイプは、稼働中でもおよそ35dB程度で、昼間の閑静な住宅街に近い静かさです。一方、下置きタイプの汲み上げ時は、一時的に約60dB前後まで上がることもあり、掃除機や走行中の自動車内に近いレベルの「ウィーン」というモーター音がすることがあります。
ウォーターサーバーの契約前に、メーカーサイトなどでスペック表のdB表記を確認し、静音モデルかどうかチェックしておくと安心です。
「ふじざくら命水」のウォーターサーバーは約40dBの静音性を実現しており、動作中でも図書館にいるのと同程度のため、リビングはもちろん、ワンルームでも設置しやすい静かさです。「数字だけではイメージしづらい」という方は、お試しキャンペーンを活用して、実際の生活環境で音を確認してみてください。
参考:環境省「一般環境騒音について | 大気環境・自動車対策 | 環境省」
ウォーターサーバーの音が気になるときに簡単にできる防音対策
ウォーターサーバーの音対策は、自宅でできる簡単なものが中心で、特別な工事などは不要です。
ここでは優先度が高い順に、どこまでやればどの程度変わるかもあわせて紹介します。
壁や周辺の家具から離して設置する
まずは、ウォーターサーバーと壁や周辺の家具との距離を取ってみてください。本体と壁・家具の距離が近いと、音が反射したり共鳴したりして、実際の音量以上に「ブーン」「ビーン」と響いてしまいます。
壁・家具から10cm以上離す、角(コーナー)など音が反射しやすい場所を避けるだけでも、体感の「うるささ」は一段階下がるでしょう。
また、エコモードや弱冷モードがある機種では、夜だけ設定を切り替えることでコンプレッサーの稼働頻度が減り、音の回数そのものを軽減できます。
水平に設置されているか確認する
ウォーターサーバー本体がきちんと水平に設置されているかを確認しましょう。床の歪みや設置の傾きがあると、振動が一部に集中し、「ガタガタ」「ビーン」といった共振音が出やすくなります。
本体のぐらつきがないか軽く揺らして確認し、付属のアジャスターで脚の高さを調整するなど、簡単な対策で振動音が軽減することもあります。
特に、マンションのフローリングに直置きしている場合は、水平調整だけで音の印象がかなり変わることもあるので、ぜひ試してみてください。
音を吸収するマットなどを敷く
防音・防振マットや厚めのラグ・カーペットを敷くことで、床への振動伝達を抑えられます。モーター音やコンプレッサー音が床を伝って「ビーン」と響くのを防ぎ、上階から階下への騒音対策にも効果的です。
ウォーターサーバー専用の防振マットがベストですが、まずは自宅にある厚手のタオルやカーペットで試してみるのもいいでしょう。「ウィーン」という汲み上げ音の響きが和らぎ、耳につく感じが軽減されるケースもあります。
背面を掃除する
ウォーターサーバー背面のコンデンサーや排熱部分にホコリが溜まると、熱がうまく逃げずコンプレッサーが強く長く稼働するようになります。その結果、「ブーン」という音が長時間続いたり、稼働回数が増えたりして音のストレスが大きくなることがあります。
定期的に背面を掃除し、通気を確保することで、冷却効率が戻りコンプレッサーの稼働時間が短くなるため、音が気になる時間も減らせるでしょう。
掃除の際は、電源を切った上で柔らかいブラシや掃除機を使い、内部の部品を傷つけないよう注意してください。
関連記事:ウォーターサーバーの掃除が必要な理由とメンテナンス方法は?
サーバータイプやボトルタイプを見直す
ウォーターサーバーの設置環境を対策しても音が気になる場合は、サーバー本体やボトルのタイプを見直すタイミングかもしれません。「どの音が気になるのか」を洗い出した上で、静音設計の機種や方式に乗り換えると、日々のストレスがぐっと軽くなります。
サーバーの冷却方式
- ペルチェ式:電子冷却で静かだが、冷却力は控えめ。冷水をたくさん使うより静音重視の人向け。
- コンプレッサー式:冷却力が高く一般的なタイプだが、冷蔵庫程度の「ブーン」という音は出る。
ボトルのタイプ
- リターナブルボトル:給水時にボトル内に空気が入り「ボコボコ」と音がすることがある。
- ワンウェイボトル:水が減ると「ペキペキ」とボトルがへこむ音が出る、静音性を高めたタイプもある。
- BIB(バッグインボックス):袋状の容器で、タンクへの給水時に音がほとんど出ない。
ふじざくら命水では、静音性とおいしさの両立を目指したウォーターサーバーを採用しているため、音の心配がある方にもおすすめです。
参考:ふじざくら命水の国産ウォーターサーバーへのこだわりと機能|【ふじざくら命水】富士山天然水のウォーターサーバー
設置場所別のアドバイス
同じウォーターサーバーでも、どこに置くかによって音の感じ方は大きく変わります。ここでは、代表的な設置シーンごとに、音が気になりにくい置き方を紹介します。
ワンルーム
ワンルームは、寝る場所・くつろぐ場所・食事の場所がひとつの空間に集まるため、ウォーターサーバーの音が気になりやすい環境です。
ベッドから最も離れた位置に設置し、部屋の角や狭い隙間など、音が反射しやすい場所は避けましょう。冷蔵庫やテレビなど、もともと生活音が集まっている「音のゾーン」に置くことで、ウォーターサーバーの音が他の生活音に紛れ、目立ちにくくなります。
寝室
寝室にウォーターサーバーを置く場合は、睡眠への影響を最小限に抑える配置と設定が重要です。
音が気にならないよう、ベッドの頭側に置くのは避け、足元側か隣室寄りに設置しましょう。できれば壁から少し距離を取り、防音マットの併用をおすすめします。
ウォーターサーバーに省エネ機能がある場合は、こちらも活用してください。
こうした工夫だけでも、寝付くときや夜中に音が気になる回数を大きく減らせます。「夜だけ静かにしておく」工夫を取り入れることがポイントです。
ファミリーリビング
ファミリー世帯のリビングやダイニングは、テレビや会話、キッチンの調理音など、もともと生活音が多い空間です。こうした場所にウォーターサーバーを置くと、コンプレッサー音や沸騰音が他の音に紛れ、「うるさい」と感じにくくなるメリットがあります。
キッチンカウンター周りやダイニング近くに置けば、調理や食事シーンとの相性もいいでしょう。音が気になりにくいだけでなく、使い勝手も向上します。
家族全員がよく通る動線上に設置すると、自然と水を飲む習慣がつきやすくなるメリットもあります。
ウォーターサーバーの音に異常を感じたら
ウォーターサーバーから聞こえる多くの音は正常な稼働音です。
しかし、中には故障や異常のサインとなる危険な音も存在します。「いつもと違う」と感じたときに、どのように判断し、どう行動すべきか押さえておきましょう。
すぐに使用を中止すべきサイン
次のような症状がある場合には、ただちに使用を中止し、電源を切ってください。
使用を中止すべき音・サイン
- 「ビリビリ」「ジリジリ」といった電気的な異音がする
- 異常な熱を伴って、焦げ臭さを感じる
- いつもより明らかに大きな「ブーン」が長時間続く
- 金属が擦れるような「キィー」「ガリガリ」といった音がする
これらはコンプレッサーや電気系統の故障につながる可能性があり、安全面からも危険なサインです。自己判断で使い続けず、必ずメーカーやサポート窓口に相談しましょう。
異音があるときユーザーがやってはいけないこと
異音を感じたとき、サーバー本体を分解して中身を確認したり修理したりしようとするのは絶対に避けてください。ウォーターサーバーは電気製品であり、誤った扱いは漏電や感電、火災につながるリスクがあります。
電源のオン・オフを繰り返しながら、だましだまし使い続けたり、焦げ臭さや発熱がある状態で使用し続けたりするのも危険です。
「おかしいかも…」と感じたら、分解せずに電源を切り、メーカーに状態を伝えてください。
相談時に伝えるべき情報
サポート窓口に相談するときは、次のような情報を整理しておくと原因の特定がスムーズに進みます。
サポート窓口に伝える情報
- いつごろから、どのような音が気になりはじめたか
- どのタイミングで音がするか(例:冷水を出した直後・夜中・ボトル交換後など)
- 音の擬音(例:「ブーン」「ゴボゴボ」「ビリビリ」など)
- 設置場所や環境(床材、壁との距離、周辺の家具配置など)
- 最近行った掃除やメンテナンス(背面掃除、ボトル交換など)
- サーバー本体の型番やボトルの種類、契約プラン
ふじざくら命水のウォーターサーバーをご利用中の方で、ウォーターサーバーの音や状態に不安がある、または、正常なのか判断がつかない場合は、お客様サービスセンターへご連絡ください。
状態を丁寧にヒアリングし、必要に応じて点検や交換などの対応を行っています。
ウォーターサーバーの音と上手に付き合うために
ウォーターサーバーの音は、冷蔵庫や電気ポットなどの家電製品と同じく、構造上どうしても発生します。
しかし、設置環境やメンテナンスを見直すことで「うるさい」と感じる頻度を減らすことができます。また、正常な音と危険な異音を見分けられれば、より安心してウォーターサーバーを活用できるでしょう。
ふじざくら命水では、約40dBの静音性を備えたウォーターサーバーを採用しており、ワンルームや寝室、ファミリーリビングなど、さまざまな生活シーンで使いやすい設計になっています。「実際に自宅でどのくらいの音なのか試してみたい」という方は、お試しキャンペーンを利用して、ご自身の生活環境で音のレベルや使い心地を確認してみてください。
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【この記事の執筆】ふじざくら命水編集部
この記事は、富士観光開発株式会社のふじざくら命水編集部が監修しています。
ウォーターサーバーに関するお役立ち情報を日々発信してまいります。
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