ウォーターサーバーの水は料理に使える?使用量の目安や料理の活用例
暮らし
2025.9.16
ウォーターサーバーのお水を料理に使うことも可能です。お米を炊いたり、出汁を取ったりするなど、幅広い場面で活躍します。家族の飲み物はもちろん、毎日の料理にもおいしいお水を取り入れてみてはいかがでしょうか。
この記事では、ウォーターサーバーのお水を料理に使うメリットや、人数ごとの使用量の目安、料理での活用例などを解説します。手軽に使えるウォーターサーバーのお水で、食事の楽しみをさらに広げましょう。
目次
ウォーターサーバーの水は料理に使える?
ウォーターサーバーのお水は、毎日の料理にもお使いいただけます。まずは、料理にウォーターサーバーのお水を使うメリットを確認してみましょう。
ウォーターサーバーの水は料理に使える
一般的に、ウォーターサーバーで使用されているお水の種類には「RO水」「天然水」「水道水」などがあります。これらのお水は飲料水としてはもちろん、料理全般に使うことが可能です。なお、料理に使う場合は水道水に含まれる塩素やカルキのニオイが気にならない、「RO水」や「天然水」をおすすめします。
ウォーターサーバーの水を料理に使うメリット
素材本来の味を引き出すことができる
「RO水」や「天然水」には水道水に含まれる塩素やカルキのニオイがないため、食材の風味を損なうことなく調理ができます。さらには、料理の目的に合わせて「軟水」と「硬水」を使い分けることで仕上がりをアップすることが可能です。お水の硬度については、以降の見出しで詳しく解説します。
料理時間を短縮できる
多くのウォーターサーバーには温度調整機能が搭載されています。調理内容に合わせて「冷水」「温水」「高温のお湯」をすぐに使えるため、下準備の時間を短縮できることがメリットです。例えば、乾物食品を戻す工程で「温水」や「高温のお湯」を使ったり、氷水で食材をしめる工程で「冷水」を使ったりできます。
ウォーターサーバーの水を料理に使う際の注意点
お水は硬度(=ミネラルの含有量)によって種類があり、硬度の低い「軟水」と、硬度の高い「硬水」に分けられます。料理の種類や目的に合わせて軟水と硬水を上手に使い分けましょう。
和食を作るときに使うお水は「軟水」がおすすめです。軟水には出汁や素材の旨味を引き出し、かつアクが出にくいという長所があります。その反対に、和食に「硬水」を使うと出汁や素材の旨味が引き出されにくく、アクが出やすくなるため注意しましょう。
一方、「硬水」に向いている料理もあります。例えば、肉の煮込み料理・パスタ・パエリアなどには硬水が適しています。硬水で調理すると、肉の臭みや雑味が取り除かれ、肉質が柔らかくなります。また、パスタやパエリアのように、食材の適度な硬さや食感を保つメニューでも、硬水の特性を生かせるでしょう。
ウォーターサーバーの水を料理に使う際の使用量の目安
ウォーターサーバーのお水を料理に使うときの使用量の目安を表にまとめました。ご家庭で「ごはん」「味噌汁」「煮物」を作る場合に必要なお水の量は、以下の通りです。
世帯別 | ごはん※ | 味噌汁 | 煮物 | 合計 |
一人暮らし | 約400ml(1合) | 約320ml | 約100ml | 約820ml |
2人暮らし | 約800ml(2合) | 約640ml | 約200ml | 約1.64L |
4人暮らし | 約1.6L(4合) | 約1.3L | 約400ml | 約3.3L |
※ごはんの使用量には、生米を水に浸ける下準備の分量も含めています。
料理で「ごはん」「味噌汁」「煮物」を作る場合、一人暮らしでは約820ml、2人暮らしでは約1.64L、4人暮らしでは約3.3Lが必要です。ウォーターサーバーのボトルを注文する際は、1カ月あたり料理にどれくらい使うか、家族の人数や自炊の回数にあわせて概算してみましょう。
ウォーターサーバーの容量や、お水の消費量の目安については、以下の関連記事で詳細を解説しています。本記事と併せてぜひ参考にお読みください。
参考:ふじざくら命水「ウォーターサーバーの容量は何リットル?お水を購入する目安と選び方」
ウォーターサーバーの水を料理に使う活用例
ウォーターサーバーのおいしい水は、キッチンで幅広い使い方ができます。お茶やコーヒーなどの飲み物はもちろん、料理にも活用してみてはいかがでしょうか。
炊飯
ウォーターサーバーのお水は生米に浸透しやすいため、炊飯に使うとふっくらとしてツヤのあるご飯が炊きあがります。その際は、生米を水に浸ける下準備の段階からウォーターサーバーのお水を使うことがおいしく仕上げるポイントです。ぜひ毎日のご飯を炊くときにお試しください。
出汁取り
ウォーターサーバーの軟水は出汁を取るのに適しています。軟水は旨味成分を抽出しやすく、あくが出にくいため和食にぴったりです。ウォーターサーバーを活用すれば、澄んだきれいな色の出汁を自宅で簡単に作り、味噌汁やお鍋などの幅広い料理をお楽しみいただけます。
インスタント食品の調理
ウォーターサーバーがあればわざわざお湯を沸かす手間なく温水を使えるため、「カップ麵」「即席味噌汁」「粉末スープ」「フリーズドライ食品」などのインスタント食品をすぐに食べられます。また、ウォーターサーバーのお湯はレトルト食品の湯せんにも活用できます。ガスや電気ケトルでお水を温めるよりも短時間で調理が可能です。
ウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーを選ぶときは、お水の硬度やサーバー本体の使い勝手、容量やボトル交換の頻度などを考えて検討すると良いでしょう。最後に、ウォーターサーバーの選び方を解説します。
水の種類
ウォーターサーバーを料理に使う場合は、「軟水」のお水を選ぶことがポイントです。軟水は和食を中心として幅広い料理に使いやすいという特長があります。また、料理に使う水の種類は「天然水」か「RO水」をおすすめします。天然水にはミネラルがバランスよく含まれ、料理の風味を引き立てます。また、ろ過されたRO水には不純物が少ないため、素材の味を生かした料理が可能です。
利便性
ウォーターサーバー本体の使い勝手もチェックしておきましょう。料理中にウォーターサーバーを使うなら、パネル式操作ボタンが採用されたタイプをおすすめします。片手で安全に操作できるので、料理の最中にお水を使うときも便利です。また、調理の工程で温水や冷水を使うなら「温度設定機能」が搭載されたタイプのウォーターサーバーを選びましょう。水の温度を選べるので、調理の時短につながります。このほかに、メンテナンス不要の「自動クリーン機能」が搭載されたウォーターサーバーなら、お手入れの手間を省けます。定期的なメンテナンスが不要で清潔に使えるのが魅力です。
水の容量
ウォーターサーバーのボトル容量は、12リットルが主流となっています。なかには「軽量タイプ」「大容量タイプ」があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
軽量タイプのボトルは軽くて持ち運びしやすい反面、容量が少ないため補充の頻度が高くなります。一方、大容量のボトルは補充の頻度を抑えられる反面、重さがあるため持ち運びや設置する際に負担が大きくなります。家族の人数やライフスタイルに合わせて最適なお水の容量を検討しましょう。
ウォーターサーバーの選び方については、以下の関連記事でさらに詳しく紹介しています。月額費用・電気代・メンテナンスの手間などを比較しながら、最適なウォーターサーバーを選びましょう。
参考:ふじざくら命水「ウォーターサーバーの選び方は?選ぶ際の注意点とよくある質問」
ウォーターサーバーの水を使って毎日の料理をさらにおいしく
ここまで、ウォーターサーバーのお水を料理に使うメリット、人数ごとの使用量の目安、料理での活用例などをお伝えしました。ウォーターサーバーのお水でお米を炊いたり出汁を取ったりすると、さらにおいしく料理を楽しむことができます。料理のほかにも、ウォーターサーバーは日々のさまざまなシーンで活躍します。例えば、犬などのペットの飲用水や、外出先・アウトドアでの水分補給にも便利です。宅配水で富士山のおいしい天然水を飲むなら、ふじざくら命水をおすすめします。赤ちゃんからご年配の方まで、家族みんなの水分補給や毎日の料理に安心してご利用いただけます。
ふじざくら命水では、以下のページでウォーターサーバーのお水を使ったレシピをご紹介しています。おいしいお水の味わいを生かして、家族みんなで食事を楽しみましょう。