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忙しい日々の中で手軽に安全でおいしい水を利用できるウォーターサーバーは、非常に頼もしい存在です。
しかしウォーターサーバーを長期間使用するにあたって、衛生面を考慮して定期的な掃除が必要なのか気になるところです。

この記事では、ウォーターサーバーの注ぎ口部分の汚れや適切な掃除方法や頻度などについて詳しく解説します。
この記事を読むことで得られる情報は以下の通りです。

  • ウォーターサーバーの注ぎ口部分やその他の汚れなど衛生面に対処する方法
  • ウォーターサーバーの適切な掃除方法や頻度
  • ウォーターサーバーを安心安全に利用するためのヒント

清潔な水を確保するために押さえておくべきポイントを理解し、安心してウォーターサーバーを利用しましょう。

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ウォーターサーバーは定期的な掃除が必要

ウォーターサーバーの水は、各メーカー毎の厳格な水質基準に従って供給されるため、安全性が確保されています。
しかしながら、ウォーターサーバーの安全性を維持するためには、定期的な掃除とメンテナンスが欠かせません。
なぜなら、
掃除やメンテナンスを怠ると、本来の水の品質や安全性が損なわれる可能性があるからです。

ウォーターサーバーの水質が劣化する原因は、水そのものにある場合よりも、自宅でのウォーターサーバーの管理方法にある場合が多いです。
長期間適切ではない方法で使用するとサーバー内部に微細な汚れや細菌が蓄積される可能性があり、これによって、本来の水の安全性やおいしさが損なわれる可能性があります。

一部のウォーターサーバーには、自動クリーン機能が備わっているものもありますが、ウォーターサーバーの注ぎ口など空気に触れる部分については自分での掃除する必要があります。
注ぎ口部分などは、汚れやカビを防ぐための定期的なお手入れが重要で、適切な方法で清潔に保つことで、ウォーターサーバーから供給される水の品質を維持できるのです。

掃除を怠るとウォーターサーバーの注ぎ口は汚くなる

ウォーターサーバーは安全な水を利用できる利便性の高い家電ですが、その水の品質と安全性を維持するためには、注ぎ口や受け皿を清潔に保つことが重要です。
古畑勝則教授率いる麻布大学生命・環境科学部の調査によると、家庭や会社、事務所などで使用されているウォーターサーバーの水について、140の検体を調査した結果、驚くべきことに30%の検体から水道水の基準を超える一般細菌が検出されたと報告されています。
ただし、これらの細菌は健康な人には影響を及ぼさないことが確認済みです。

ウォーターサーバーの注ぎ口や受け皿のメンテナンスを怠ってしまうと、さまざまな問題が発生する可能性があります。
例えば、水垢やカビの発生リスクです。水垢は水の成分が結晶化して徐々に堆積し、注ぎ口部分に付着します。
同様に、湿った環境がカビの繁殖を促進するため、注ぎ口や受け皿が清潔でない状態が続くと、カビの発生が起こる可能性が高まります。

こうした状態でウォーターサーバーを放置すると、水の品質や安全性が損なわれるおそれがあります。
また、受け皿にたまった水を放置すると、微生物の繁殖や分解が進行し、嫌な臭いが広がることもあります。

ウォーターサーバーにカビが生える4つの原因

ウォーターサーバーにカビが生えてしまう主な原因として、以下の4点が挙げられます。

  • 定期的な掃除を怠っている
  • 定期メンテナンスを怠っている
  • ウォーターサーバーの電源を抜いている
  • ボトルの接続部分が不衛生な状態になっている

上記がなぜカビの生える原因になってしまうのか、理由を順に紹介します。

1.定期的な掃除を怠っている

ウォーターサーバーの注ぎ口が汚れる最も大きな原因は、定期的な掃除を怠ることです。
つい面倒に感じてしまうかもしれませんが、こまめなお手入れがウォーターサーバーを衛生的に保つためには不可欠です。

掃除を怠ると、注ぎ口周辺に細かなゴミや微粒子が付着し、雑菌やカビの繁殖の温床となります。
水が通る部分に汚れが溜まると、品質にも影響が出る可能性があり、見た目の清潔感も損なわれ、不快な気持ちにもつながるでしょう。
忙しい日々の中でも、ウォーターサーバーを衛生的に保つために定期的な掃除を心がけましょう。

2.定期メンテナンスを怠っている

注意点として考えられるのは定期メンテナンスを怠っていることです。
一部ウォーターサーバーは、定期的なメンテナンスを業者によって実施していますが、日程を合わせることや自宅に人を招く手間がかかることから、
つい利用を避ける傾向があります。

このような状況では、本来必要なメンテナンスがされず、注ぎ口などに汚れが残る可能性が高まります。
汚れた状態が続くと、カビの繁殖につながります。
定期メンテナンスを利用することで、専門家による丁寧な清掃や点検により、カビの発生を防ぐ手助けになります。

3.ウォーターサーバーの電源を抜いている

ウォーターサーバーの電源を切ってしまうと、冷水の温度が上昇し、温水の温度は低下するため、カビが繁殖しやすい常温の水に変化してしまうことがあります。
ウォーターサーバーの水には塩素や薬品が含まれていないため、電源を切ると雑菌が増殖しやすくなるのです。

現代のウォーターサーバーには、内部クリーン機能やセルフメンテナンス機能が備わっていますが、電源を切るとこれらの機能も停止し、ピンクカビや黒カビの温床となるリスクが生じます。

とくに注意が必要なのは、サーバーを使っていないときに電源を抜いてしまうこと
電源を切ることで、自動クリーン機能も作動せず、水温の変動により雑菌が繁殖しやすくなります。また、エアコンと同様に、ウォーターサーバーも起動時に多くの電力を消費するため、電源を再度入れる際には余計な電気代がかかる可能性もあります。
節電を考えて電源を切るのではなく、内部クリーン機能の維持や雑菌の増殖を防ぐためにも、長時間使用しない場合でも電源を入れたままにしておきましょう。

4.ボトルの接続部分が不衛生な状態になっている

意外と見落としがちなのが水ボトルの接続部分のメンテナンスです。
水ボトルとウォーターサーバーの接続部分は水が溜まりやすく、水気が残っていると雑菌が繁殖しやすい環境になります。
さらに、この部分はサーバー内部ともつながっているため、不衛生な状態が続くとサーバー内部にカビが生える原因となることがあります。

理想的なお手入れの頻度は、ボトル交換時に実施することです。水ボトルを交換した際に清潔な布で水気をふき取ったり、除菌シートで拭き掃除をするだけで十分です。

また、ボトルの接続自体が不十分な場合も、カビや雑菌がボトル内に発生する危険性があります。
ウォーターサーバーを安全に利用するためには、ボトルの接続部分の清潔さと適切な取り付けを心掛けましょう。
詳細なメンテナンス方法については、こちらの記事でも紹介しています。
ウォーターサーバーのカビ対策にはこまめな掃除」

自宅でできるウォーターサーバーの掃除方法

自宅では、どのようなお手入れが必要でしょうか。掃除方法を知っておくことで、いつでも新鮮な水を楽しめます。
ここではウォーターサーバーの内部・外部を清潔に保つ方法についてわかりやすくご紹介します。

「空気が触れる部分」は掃除が必要

ウォーターサーバーのお手入れで、とくに気を付けるべきは空気に触れる部分です。
注ぎ口、水受け皿、ボトルの接続部分、そしてサーバー本体の前面と背面が含まれます。
これらは外気と直接触れるため、ほこりや微粒子が付着しやすい部分です。
とくに本体の背面はこまめな清掃が必要で、埃の蓄積がサーバーの温度調整機能に悪影響を及ぼすことがあります。

日々の清掃はサーバーの正常な動作を保ち、同時に節電にも寄与します。
大切なのは、これらの部分を清潔に保つことが、安全な水の供給とウォーターサーバーの寿命につながる点です。

掃除に必要な物と掃除方法

ウォーターサーバーの掃除は、アルコールスプレー、中性洗剤、キッチンペーパー、綿棒、ブラシ、スポンジなどを使ってご自宅で簡単にできます。
基本的には気になる部分をキッチンペーパー等を使い、
アルコールや洗剤等で拭き取るだけ
前面と水受け皿には中性洗剤を使用し、スポンジでやさしく洗い、布巾などで拭き取ります。
水受け皿や注ぎ口は通常の食器と同じように洗えるため、取り外して洗浄が可能です。

清掃方法については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
ウォーターサーバーの注ぎ口の掃除方法」

ウォーターサーバーの掃除に関する注意点

ウォーターサーバーを清潔に保つことは重要でが、注意すべき点もいくつかあります。
ウォーターサーバー内部を自分で洗浄してはいけない理由や、災害や停電時の取り扱い方法などについてご紹介します。

サーバー内部の洗浄を自分でやってはいけない

ウォーターサーバーの内部洗浄については注意が必要です。
ウォーターサーバーは繊細な機械であり、専門的な知識と技術が必要なため
自分でサーバー内部を洗浄することは故障の原因となるため原則禁止されています。

ふじざくら命水のウォーターサーバーのように自動クリーン機能で備わっている場合はメンテナンス不要ですが、そうでない場合はメーカーや業者の定期的なメンテナンスが必要です。
ウォーターサーバーのメンテナンスに関しては下記記事で詳しく紹介しています。
「メンテナンス不要のウォーターサーバーなら「ふじざくら命水」」

災害時のために注ぎ口はレバーかコックタイプがおすすめ

災害や停電時には、サーバーの注ぎ口がレバータイプのものや水ボトルにコックが装着できるタイプのウォーターサーバーがおすすめです。
ふじざくら命水の水パックには給水コックが標準装備されており、電気が使えない状況でも水パックから直接給水できるため、災害時や緊急時の備蓄水としても役立ちます。

災害時のウォーターサーバーの重要性や対策について、こちらの記事で解説しています。
災害時におけるウォーターサーバーの選び方や備え方について詳しく紹介していますので、安心な水の確保について参考にしてください。

「災害時に使えるウォーターサーバーの選び方3選」

衛生的なウォーターサーバーを選ぶなら「ふじざくら命水」

ふじざくら命水のウォーターサーバーはメンテナンスフリーの仕様です。
サーバー内部を定期的に高温水が循環し清潔に保つ自動クリーン機能が搭載されているため、常に安全な水を飲むことができます。

この機能は、使用頻度の少ない時間帯を自動で検出し、7日に1回の周期でタンクや通水部分を殺菌します。
衛生的なウォーターサーバーを選ぶなら、自動殺菌される「ふじざくら命水」がおすすめです。

まとめ

ウォーターサーバーの注ぎ口部分などが汚れやすいことを理解し、定期的な掃除を行うことが大切です。

ウォーターサーバーを清潔に保つために、適切なお手入れを行い、安全で美味しい水を生活の中に取り入れましょう。