一人暮らしの水はどうしてる? 水道水以外の方法
暮らし
2023.6.2
一人暮らしをしている人が、美味しいお水を生活に取り入れたいと思ったら、どうするのが一番良いでしょうか。
コストをかけてもいいのか、とにかく手間をなくしたいのかなど、人によって選ぶポイントが異なることもあるでしょう。
「一人暮らしの人たちって、飲み水は何を選んでるのだろう?」
「水道水をそのまま飲むのは何となく抵抗があるんだよね。」
「もっと質の良い水を飲みたいな」
「ペットボトルの水をよく買うけど、買い物が手間なんだよね。一番いい方法は何だろう」
この記事では、一人暮らしの方向けに、美味しいお水を生活に取り入れるためのに代表的な方法を詳しく解説していきます。
水道水以外で美味しいお水を飲む場合、以下の3つが主な選択肢です。
・ペットボトルのミネラルウォーターを利用する
・水道に浄水器を設置する
・ウォーターサーバーを導入する
それぞれの方法について、メリットとデメリット、またどんな方に向いているかをご紹介しますので参考にしてください。
目次
水道水以外で水を確保する3つの方法
日本は水道の水をそのまま飲める世界でも数少ない国のひとつです。
飲料水メーカーや各種メディアが発表している記事やデータのほとんどで、日本人の半数程度がそのまま水道水を飲んでいるという結果が見られます。
日本の水道水は「水道法」で厳格な基準を定めていて、塩素消毒で殺菌した水を、塩素を残留させずに供給することで安全性を保っているのです。
残留塩素がどうしても気になるのであれば、10分以上煮沸することで、除去できます。
ただし、煮沸した水については塩素が除去されてしまうことで、長期保存が効かなくなりますので注意が必要です。
国民の半数は満足している日本の水道水ですが、言い換えれば残りの半数の人は満足していないことになります。
水道局が浄水場から提供する水は安全で品質が保たれているのに、なぜなのでしょうか。
それは、水を受け取る住宅側のインフラに問題があるからです
築年数の古い建物であれば、水道管の劣化も考えられますし、マンションなどの集合住宅では共用の貯水タンクからの給水となります。
水道管やマンションの貯水タンクが原因で、水道水に嫌な匂いが出てしまうと、水道水をそのまま飲む気は起こらなくなってしまうでしょう。
一人暮らしの方は、マンションなどの集合住宅に住むケースが多いため、水道水に満足しないことが起こりやすいと言えるでしょう。
水道水以外で美味しくて安心な水を生活に取り入れるためには、以下の3つの方法が一般的です。
・ペットボトルの水を購入する
・浄水器を利用する
・ウォーターサーバーを利用する
それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
ペットボトルの水を購入する
ペットボトルで売られているミネラルウォーターを購入して使うことで、手軽に生活に美味しいお水を取り入れることが可能です。
種類も豊富ですし、さまざまな採水地のお水が売られていますので、好みの風味のものを見つけて楽しむ方も少なくないでしょう。
ペットボトルの水を購入する方法で気になるメリットとデメリットをご紹介します。
ペットボトルの水のメリットとデメリット
ペットボトルの水を利用する主なメリットとデメリットは以下の通りです。
<メリット>
・手軽に美味しい水が飲める
・種類豊富で好みのものを見つけやすい
・ローリングストックとしても活用できる
<デメリット>
・都度購入する手間や買い忘れのリスクがある
・買い物の荷物が重くなる
・ペットボトルのゴミが増える
コンビニやスーパーなど、ペットボトルの水を売っているところはたくさんあります。
自宅の近所で手軽にすぐ買える便利さがペットボトルの水の利点です。
その都度買う手間はありますが、通販などで大量に購入しておけば、手間を軽減できると同時にいざという時の備蓄としても活用できます。
しかし、在庫量の管理は自分でする必要があり、うっかり買い忘れてしまうというリスクもあります。
また、飲み終わるたびにペットボトルのゴミが出るため、お水の消費量が多いとゴミの処分が大変になってしまうのがデメリットです。
浄水器を利用する
浄水器は、水道につけることで味や匂いを改善できるため利用する人も少なくないでしょう。
蛇口につけるタイプだけでなく、ポットタイプのものやウォーターサーバータイプのものもあり種類が豊富です。
価格帯もお手頃なものから高価なものまで豊富にあるので、予算やどのくらいの品質の浄水にしたいかで選ぶことができます。
以下、浄水器を使うことのメリットとデメリットを解説します。
浄水器のメリットとデメリット
浄水器を利用するメリットとデメリットには以下のようなものがあります。
<メリット>
・水道水をそのまま使う感覚で使える
・ペットボトルのゴミが出ない
・省スペースで済む
<デメリット>
・フィルター交換などの定期的なメンテナンスが必要
・品質にこだわると価格が高くなる
・断水時は利用できない
浄水器のメリットとしては、少ないスペースで設置できる手軽さと、設置後は水道の水をそのまま使えるという点があげられます。
このため、ペットボトルのゴミも出ずに済み、機種によっては安価なものもあるためコスト面の負担も減らすことが可能です。
ただし、水道水を利用するため、断水が発生すると使えなくなってしまいます。
また、浄水器を通した水は煮沸と同じ原理で日持ちがしないので、ストックには向いていません。
浄水器はフィルターを使って水を濾過するため、定期的なフィルター交換も自己管理で行なう必要があります。
安価な浄水器では、交換フィルターも店舗で購入できるものが多いですが、モデルチェンジなどで使えなくなってしまうと本体ごと新調しなくてはならないということもあり得ます。
ウォーターサーバーを利用する
一人暮らしだとなかなか導入しづらいと感じる方もいるかもしれませんが、ウォーターサーバーを利用するのも賢い選択肢です。
大型のものからコンパクトな卓上サイズのものまでさまざまな種類があるため、ライフスタイルに合った機種を選ぶことで、一人暮らしでも威力を発揮します。
ウォーターサーバーがあれば、自炊派の人でなくても便利な点がたくさんあるのです。
ウォーターサーバー導入でのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
ウォーターサーバーのメリットとデメリット
ウォーターサーバーを利用するメリットとデメリットは、主に以下のようなものです。
<メリット>
・温水と冷水がすぐに使える
・お水が定期配送なので在庫管理が楽
・ローリングストックにも活用可能
<デメリット>
・コストが高め
・設置スペースが必要
・停電時に使えない機種がある
ウォーターサーバーの最大のメリットは、お水だけでなくお湯も使える便利さにあります。
お水の在庫管理も定期配送でボトルが届くので、買い忘れの心配もありません。
容量の大きなボトルを何本かストックできるため、いざという時の備蓄としても安心です。
その分お水の代金や毎月のサーバーレンタル料、電気代などがかかるため、コスト面では割高となるのがデメリットです。
また、サーバーを置く場所を確保したり、交換用のお水ボトルの置き場所も必要になってきます。
一部の機種では停電時に使えなくなってしまうため、災害時の備蓄としての活用も視野に入れる場合は機種選定の際に考慮が必要です。
一人暮らし事情に合わせて飲料水を選ぼう
ここまで、ペットボトルのお水と浄水器、ウォーターサーバーそれぞれのメリットとデメリットを見てきました。
一人暮らしでも、人それぞれライフスタイルは変わってきます。
自炊をするかどうか、お茶やコーヒーをよく飲むかなどでお水の使用量も異なりますし、味にこだわるためにいろいろな種類のお水からお気に入りを選びたいという方もいるでしょう。
ここからは、どういうタイプの方にどういうお水の使い方が合っているのかを解説します。
ペットボトルがおすすめな人
ペットボトルのお水を使うのがおすすめできるのは、以下のようなタイプの方が当てはまります。
・お水の使用量が少ない人
・スーパーが近いなど、買い物に困らない人
・硬水や軟水など、いろいろなお水からお気に入りを選びたい人
車があったり、スーパーが近かったりと、買い物事情に困っていなければ、ペットボトルのお水は安価で便利です。
また、自炊はしていないなどでそもそもお水の使用量が少ないペットボトルのほうがコストパフォーマンスが良くなるでしょう。
自分に合った風味の水を探したいという場合も、種類の多いペットボトルから選んだほうが見つかる確率が上がるのでおすすめと言えます。
浄水器がおすすめな人
浄水器の利用がおすすめなのは、以下のようなタイプの方です。
・コストを抑えたい人
・買い物の手間を省きたい人
・お水の置き場所などスペースに難がある人
浄水器でも安価なものを設置すれば、かなりのコスト削減が可能です。
フィルターの交換は定期的に必要ですが、お水を常時買い足すよりは遥かに買い物の手間も省けます。それとは別に、ペットボトルの水やウォーターサーバーを置く場所を確保するのが難しいという方でも、浄水器ならスペースも取らず利用が可能です。
ウォーターサーバーがおすすめな人
以下のタイプの人はウォーターサーバー導入が向いています。
・自炊派などでお湯も手軽に使いたい人
・災害用備蓄の水も確保しておきたい人
・水割りやお茶、コーヒーなど、飲用の水使用量が多い人
お水の品質が安定していて、大量に使える便利さは、ウォーターサーバーがダントツです。
ストックのお水ボトルはいざという時の備蓄としても役に立ちます。
自炊派の方なら、お湯を使いたいシーンもありますが、ウォーターサーバーならお湯もすぐに使える便利さがあります。
ウォーターサーバーを選ぶならふじざくら命水
自炊をされる方や、お茶やコーヒーをよく淹れる方などは、一人暮らしでもウォーターサーバーを導入するメリットがたくさんあります。
ウォーターサーバーにセットするお水のボトルは大きいので、「いくらなんでも余ってしまうのでは」と考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、ウォーターサーバーのお水ボトルにはいくつかサイズがあり、一人暮らしでも使い切れる量もあります。
ふじざくら命水でも使う量に合わせて、11.5リットルか9リットルの2種類から選べます。
富士山の美味しい天然水を業界でも最安値クラスの価格帯で提供が可能です。
60年以上の安定供給を続けているふじざくら命水では、一人暮らしの方に使いやすい卓上タイプのサーバーもご用意しています。
まずは試してみたいという方でも安心して始められる、解約金無料キャンペーンをはじめ、ライフスタイルに合わせた料金プランをご用意してお待ちしております。
まとめ
一人暮らしであまり自炊をしない人でも、飲むお水は美味しくて安心なものにしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
お水の使用量やお水にかけられる予算は人それぞれですが、ペットボトルのミネラルウォーターや浄水器、ウォーターサーバーなど、美味しいお水を生活に取り入れる手段は様々です。
ウォーターサーバーはちょっと敷居が高いと考えてしまうかもしれませんが、ある程度のお水の使用量がある方であれば、導入のメリットは大きいです。
沸かしたり冷やしたりする手間を省いて、いつでもすぐに美味しいお水とお湯が使えるウォーターサーバーは、生活を豊かにするためにおすすめの家電製品の1つと言えます。
普段のお水にこだわりたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。