ウォーターサーバーはメンテナンス不要? 衛生面で安心の理由
暮らし
2022.7.21
ウォーターサーバーは、いつでもお湯や冷水が使える便利な家電です。
お水やお湯は口に含むものなので、メンテナンスはどうするんだろうという心配をする方もいるのではないでしょうか。
「ウォーターサーバーの手入れってどうすればいいの?」
「メンテナンスは専門業者などに依頼しなくてはならないの?」
「そもそもウォーターサーバーって衛生的には大丈夫?」
こうした疑問がある方もいるかと思います。
この記事では、ウォーターサーバーのメンテナンスについて詳しく解説していきます。
ウォーターサーバーのメンテナンスは、メーカーやサーバーの機種、それにお水のボトルの種類などで変わってきます。
自分でメンテナンスをしたい人、面倒なことはプロにお任せしたい人、それぞれのニーズに合ったタイプもご紹介しますよ。
ウォーターサーバーを導入したいけど、メンテナンスの面が気になるという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ウォーターサーバーにメンテナンスは必要?
ウォーターサーバーにはどのようなメンテナンスが必要なのでしょうか?
ウォーターサーバーで心配なのが、カビや雑菌による汚れです。
ウォーターサーバーのお水には、水道水と違いカルキや塩素は含まれていないため、それらから発生する白い汚れの心配はいりません。
まずは、ウォーターサーバーに必要なメンテナンスについて解説していきます。
サーバー内部はメーカーによって異なる
サーバー内部のメンテナンスはメーカーによって様々で、以下の2つのパターンに分かれます。
・専門のスタッフが定期的にメンテナンスを行う
・サーバー本体に自動メンテナンス機能がある
前者は月に1回から数ヶ月に1回程度の割合で、メーカーの方がフィルターなどのパーツ交換や、内部洗浄をしに来てくれます。
メンテナンスの間はサーバーが使えないなどのデメリットがありますので注意が必要です。
後者の自動メンテナンス機能がある場合は、メンテナンス中の3〜4時間程度はサーバーが使えない状態になります。
しかし、自動メンテナンスの時間は自分で設定できるというメリットがあります。
夜中などサーバーを使わない時間帯にメンテナンスするように設定しておけば、不便は感じずに済むでしょう。
サーバー外部は日々のお手入れが必要
どんなタイプのウォーターサーバーを導入しても、サーバーの外側のお手入れはユーザーが行う必要があります。
メーカー側のスタッフが掃除をしてくれる契約もありますが、それでも日頃の清掃は自分でしっかりとやりたいですね。
お手入れするのは、ウォーターサーバーの外側の埃や温水・冷水ノズルなど、使用時に触れる部分です。
お水を扱いますので、掃除をしなければカビや水垢は避けられません。
また、使用時に触れる部分は手垢などもつきやすくなります。
ウォーターサーバーで特にカビが発生しやすいのは、内部よりも注ぎ口や受け皿、ボトルの接続口などの部分です。
空気に触れることで、カビや雑菌が繁殖してしまう可能性が高まります。
キッチンの蛇口と同じように、日常的にこまめにお掃除することでカビの発生を防ぐことができます。
お手入れには、アルコール除菌剤や中性洗剤がおすすめです。
機種によっても違いがありますので、説明書などで事前にしっかりチェックしてください。
ウォーターサーバーのメンテナンスをしなくてもいい場合
ウォーターサーバーの内部のメンテナンスは、基本的には自分で行う必要はありません。
先にご紹介した通り、メーカースタッフにお任せするか、サーバーのメンテナンス機能で自動で行うことになります。
では、どのようなメンテナンスをしているのでしょうか?
直接口に入れるお水を扱う家電ですので、気になる方もいるでしょう。
ここからは、それぞれのメンテナンスの仕組みをご紹介します。
自動メンテナンス付きのウォーターサーバー
まずは、サーバー本体に自動メンテナンス機能が搭載されている場合です。
ウォーターサーバーは、冷水と温水(常温水が出る機種もあります)が使えます。
温水機能で、サーバー内部のお水が通る通水部を「煮沸消毒」するのが自動メンテナンスの基本です。高温のお湯をタンクやボトル、パイプや弁に循環させるのです。
「ふじざくら命水」のウォーターサーバーは、7日ごとにこのメンテナンス機能が稼働します。食品衛生法で定められた「85度で30分加熱」を行う仕組みです。
自動メンテナンス機能があるウォーターサーバーを選ぶ場合、メーカーによって加熱温度や時間が異なります。なるべく高温で長い時間加熱動作を行うものを選ぶことをおすすめします。
業者が定期メンテナンスを行うサーバー
メーカーのスタッフや委託業者がメンテナンスを行う場合はどうでしょうか。
こちらは、フィルターなどの消耗品の交換や、タンク内やパイプ類を分解清掃をしてくれるのが主流です。
このメンテナンス対応は、レンタル費用に含まれているプランと、ユーザーが適宜注文をして有償対応となるパターンがあります。
メンテナンスの間隔もメーカーによってまちまちです。
ウォーターサーバーに使うお水は、塩素やカルキなどで消毒されていません。
そして、ボトルの交換時や吐水口での給水のタイミングで空気にも触れやすくなります。
このため、サーバーの構造によっては、お水が傷みやすいというデメリットもあります。
できるだけこまめにメンテナンスができるかが重要となってきます。
サーバーを選ぶ際に、メンテナンスの頻度や料金などはしっかり確認しておきたいですね。
ウォーターサーバーをメンテナンスしないとどうなるのか
「ウォーターサーバーのメンテナンスって面倒くさそう」
「自動メンテナンス機能がついているから特に何もしなくていいのかな」
「メンテナンスが有償なんだけど、余計な費用はかけたくないな」
などの思いから、ウォーターサーバーのメンテナンスをサボるとどうなってしまうのでしょうか?
たとえサーバーに自動メンテナンス機能が付いていても、雑菌繁殖のリスクは常にあります。
それは、お水のボトルをセットする接続口や、温水・冷水ノズルです。
ボトルのセット時には気をつけていても、吸水ノズルはお子様が直接触れてしまうこともあるでしょう。
せっかく安心で美味しい天然水が飲めるウォーターサーバーですが、ノズルなどから雑菌が繁殖してしまうと、お水が不衛生な状態になってしまいます。
そのまま飲むことで、下痢や高熱、嘔吐などを引き起こす原因になりかねません。
赤ちゃんがいるご家庭では絶対に避けたいですよね。
自動メンテナンス機能が付いているサーバーであっても、サーバーの外回りの汚れやほこりはこまめなお手入れで清潔にしておくことを心がけましょう。
ウォーターサーバーのメンテナンス方法については、取扱説明書にも載っていますので参考にしてみてください。
メンテナンス不要のウォーターサーバーなら「ふじざくら命水」
「ふじざくら命水」のウォーターサーバーは、自動メンテナンス機能を備えています。
7日に1度のサイクルで、高温処理を行うタイプです。
ウォーターサーバーの稼働が少ない時間帯を自動で検知して、メンテナンス運転を行います。
もしも使用したいタイミングでメンテナンスがスタートしてしまっても、手動で止めることが可能です。
また、メンテナンスしたいタイミングを手動で設定することもできますし、一度メンテナンスの時間帯が決まると以降は同じ時間帯に繰り返す学習機能もついています。
さらに、ボトルは雑菌繁殖のリスクが少ないワンウェイタイプのパックを採用していますので安心です。
もちろん「ふじざくら命水」のサーバーでも、ノズルや受け皿などの日々のお掃除は必要です。
しかし、サーバーのノズルや受け皿は簡単に取り外しできますので、お手入れは簡単です。
メンテナンスのしやすさも、ウォーターサーバーを選ぶ際には大切なポイントです。
解約金無料キャンペーンなどを活用して、ウォーターサーバーのメンテナンスのしやすさをぜひ試してみてください。
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ウォーターサーバーのメンテナンス
ウォーターサーバーを選ぶポイントはいろいろありますが、メンテナンスのしやすさも重要だと言えます。
実際に利用する時、ユーザーが直接触れる部分はこまめなお掃除が大切です。
ユーザーが行えないサーバー内部のお手入れは、「自動メンテナンス機能付き」を選ぶことをおすすめします。
サーバー内部のメンテナンスは、専門業者が分解清掃してくれるタイプもあります。
プロの手で丁寧にメンテナンスしてもらえる安心感はありますが、訪問頻度やタイミングなどがサーバーを使う時間帯と重なってしまうこともあるのがデメリットです。
その点、自動メンテナンスであれば、自分に都合のいいタイミングでこまめにメンテナンスが可能です。
さらに、空気に触れるリスクが少ないワンウェイタイプのボトルを採用していることが望ましいでしょう。
適切なお手入れを心がけて、いつでも安心してウォーターサーバーを使えるようにしたいですね。