ウォーターサーバーの容量は何リットル?お水を購入する目安と選び方
基礎知識
2025.6.30
ご家庭やオフィスにウォーターサーバーを取り入れると、手軽に水分補給ができるようになります。ただ、初めて宅配水を利用する場合は、月々何リットル注文して費用はいくらかかるのか、具体的にわかりにくいこともあるでしょう。
そこでこの記事では、一般的なウォーターサーバーのボトルの容量や、お水の消費量の目安などを解説します。「ウォーターサーバーの容量は何リットル必要?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ウォーターサーバーボトルの容量は?
ウォーターサーバーのボトルの容量は、一般的に12リットルが主流となっています。このほかに、標準よりもやや小さめの「小型(軽量)タイプ」、やや大きめの「大型(大容量 )タイプ」などのボトルタイプがあります。
- 小型(軽量)タイプ:
小型タイプのボトル容量は、5リットルから8リットル前後となっています。10kg未満のボトルは軽いことから比較的簡単に交換しやすく、かつ賞味期限内に飲み切りやすいのがメリットです。その一方で、消費量が多い場合はボトルの交換頻度が高くなり、頻繁に交換する手間がかかるという注意点があります。 - 大型( 大容量)タイプ:
大型タイプのボトル容量は、18リットル前後となっています。小さめのボトルと比べてお水のコストパフォーマンスが良く、ボトル交換の頻度を減らせるのがメリットです。ただし、重量があるためボトルの持ち運びや交換の際に重さによる負担が大きくなりやすい点はデメリットだといえるでしょう。
ウォーターサーバーでのお水の消費目安
家庭やオフィスにウォーターサーバーを導入する場合は、月々どれくらいの本数を注文すれば良いのでしょうか。続いて、場面や用途別にウォーターサーバーでのお水の消費目安をご紹介します。
世帯別のお水の消費量
人は1日あたり1.2リットル前後の飲み水を摂取するとされています。こちらの水分量を大人1人が1ヶ月に消費するお水の量に換算すると、約36リットル(1.2リットル×30日)となります。世帯人数によってお水の消費量の目安が変わるため、以降の家族構成別の必要量を参考に注文を検討すると良いでしょう。
毎月のお水の発注の目安
12リットル の水ボトルの場合、ご家庭で1ヶ月あたりに注文するボトルの個数は以下が目安となります。
- 1人暮らしの場合:12リットル×2箱
- 2人~3人暮らしの場合(大人2人+子ども1人):12リットル×4箱
- 4人暮らしの場合(大人2人+子ども2人):12リットル×6箱
実際の消費量はライフスタイルによって異なるため、初めは目安を参考にしながら、ご自宅に適した本数に調整してみてください。
オフィスのお水の消費量
オフィスでウォーターサーバーを使用する場合、来客用や従業員の福利厚生として導入されるケースが多いです。オフィスへ導入すると、節税対策や災害備蓄としてのメリットが期待できます。お水の消費量はオフィスの規模によって変わるため、導入の際は以下の規模別の必要量を参考にしてみてください。
毎月のお水の発注の目安
12リットルの水ボトルの場合、オフィスで1ヶ月あたりに注文するボトルの個数は以下が目安となります。
- 小規模オフィス(20名前後)の場合:12リットル×10箱
- 中規模オフィス(50名前後)の場合:12リットル×25箱
- 大規模オフィス(100名前後)の場合:12リットル×50箱
小規模オフィスでも10箱以上をまとめて注文することになるため、ボトルの保管スペースを確保しておきましょう。
用途別のお水の消費量
ウォーターサーバーを飲料水以外に使用する場合は、用途によってお水の消費量が変わる可能性があります。以下の表では、ご家庭で「赤ちゃんのミルク」「炊飯」「みそ汁」「カレー」を作るために必要なお水の量をまとめました。
用途 | 消費量の目安 |
飲料 | 1杯あたり 200ml |
赤ちゃんのミルク | 1回あたり 100ml~160ml |
炊飯 | お米1合あたり 200ml |
みそ汁 | 1杯あたり 200ml |
カレー | 1皿あたり 150ml |
ウォーターサーバーのお水は、赤ちゃんのミルク作りにも適しています。また、お茶やコーヒーといった飲み物だけでなく、さまざまな料理に活用することも可能です。こうした幅広い用途で使う場合は、さらにお水の消費量が多くなると考えられるでしょう。
ウォーターサーバーにかかる費用
ここでは、ウォーターサーバーを導入した際にかかるランニングコストの目安をご紹介します。最初に発生する初期費用以外に、月々どのような費用がかかるのか確認してみましょう。
水の月額料金
ウォーターサーバーのお水自体にかかる月額料金は、以下が目安です。金額はお水の価格と注文する本数によって変わります。ウォーターサーバーのメーカーによっては、注文本数に応じたボリュームディスカウントが適用されるため、おトクに購入できる可能性があります。
使用目的・世帯別 | 月額料金の目安 |
1人暮らし | 3,456円(税込)/1セット23L |
2人~3人暮らし | 6,912円(税込)/2セット46L |
4人~5人暮らし | 10,368円(税込)/3セット69L |
オフィス | 1セット:3,240円(税込) |
2セット:6,350円(税込) | |
3セット:9,331円(税込) | |
4セット:12,182(税込) | |
5セット:14,580円(税込) |
例えば「ふじざくら命水」のウォーターサーバーでは、企業様・団体様限定の法人プランをご提供しています。法人プランの月額使用料は1セットあたり3,240円(税込)で、「お水2箱(1,620円/箱×2)+送料0円+サーバーレンタル代0円」でご利用いただけます。通常は1,728円/箱(税込)のところ、ボリュームディスカウントによって1,620円/箱(税込)でご利用いただけるおトクなプランです。オフィスへウォーターサーバーを導入する際は、ぜひご検討ください。
水以外にかかる費用
ウォーターサーバーのメーカーによっては、お水以外に「サーバーレンタル料金」や「配送料」が発生する場合があります。サーバーレンタル料金の費用相場は月額無料~1,000円 程度です。配送料はエリアによって異なります。
前述した「水の月額料金」と、「水以外にかかる費用」を合わせた月額使用料は、以下のように算出しましょう。
- 月額使用料=水代+サーバーレンタル料金+配送料(一部地域のみ)
ウォーターサーバーを選ぶ際のチェックポイント
ウォーターサーバーを導入して毎日おいしい水を飲むためにも、お水の種類やウォーターサーバー本体のタイプに着目して選ぶと良いでしょう。最後に、家庭やオフィスにぴったりなウォーターサーバーを選ぶためのチェックポイントを解説します。
水の種類
ウォーターサーバーの販売会社によって取り扱うお水の種類に違いがあります。主なお水の種類として「天然水」「RO水」「水道水( 水道直結型と浄水型)」などが挙げられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
- 天然水:
ミネラル成分を摂取できる自然界にある水 - RO水:
逆透過膜でろ過して塩素・重金属・環境ホルモンを除去した、純水に近い水 - 水道水(水道直結型と浄水型):
蛇口に直接浄水器を取り付けるタイプで、導入時の設置費用やレンタル費用が発生する
このうち天然水には、希少な天然のミネラル成分が含まれています。毎日の飲料水やお料理に使うお水におすすめです。
サーバー本体のサイズと様式
ウォーターサーバー本体には、「床置き型」や「卓上型」などの種類があります。床置きタイプは、床に直接置いて使用するサーバーです。設置する際は、サーバーのサイズに応じてお部屋のスペースを確保する必要があります。一方、卓上タイプはキッチンカウンターなどの卓上に設置できるコンパクトなサーバーです。機種によっては、土台を支える部品が必要なケースもあります。
搭載された機能
ウォーターサーバー本体には、温水・冷水を作る温度管理機能のほかに、さまざまな機能が搭載されています。例えば、サーバー内部(タンク・通水路)の衛生管理 を行う「クリーン機能」、本体の駆動音を抑える「静音機能」、子どものいたずらによる事故ややけど を防止する「チャイルドロック機能」、使用電力を抑える「節電・エコモード」などです。そのため、ウォーターサーバーの用途や導入する環境に合わせて必要な機能を選ぶと良いでしょう。
ウォーターサーバーで月々何リットルを注文すべきか見極めましょう!
ここまで、一般的なウォーターサーバーのボトルの容量や、お水の消費量の目安などをご紹介しました。ご家庭での利用人数やオフィスの規模に応じて、月々何リットルを注文すべきか計算してみましょう。「ふじざくら命水」のウォーターサーバーでは、ろ過と加熱殺菌の最小限の処理のみを行った富士山の天然水(ナチュラルミネラルウォーター)本来の味わいをお楽しみいただけます。 赤ちゃんからご年配の方まで安心して飲めるのが魅力です。おトクなボリュームディスカウントをご用意しているため、オフィスでのご契約もおすすめです。どうぞお気軽にお問い合わせください。